

今の世の中は女性が結婚、妊娠、出産、そして育児など、ライフステージによって働き方を変えるざるを得ないことが多いのが実情です。
それでも、経済的に自立したい!と考える女性が増えています。
このような理由で経済的自立を目指す方ばかりではなく、たとえ結婚していても経済的な自立はしておいたほうがいいですよね。
その背景には何があるのか、本当に女性の就業率は増えているのかを深掘りしていきます。
経済的に自立したい女性必見!おすすめの職業5選
2005年には64.0%だった女性(25~44歳)の就業率。2021年には78.6%と、右肩上がりで増えていることから、事実として働く女性が増えています。
では、働く女性が増えている背景にはどのようなことがあるのでしょうか。
まず考えられるのは、横ばいな給料事情です。この30年ずっと、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与(実質)は、400万円台。
1989年〜2000年代前半頃までは450〜460万円台でしたが、2000年代後半から現在は420〜430万円台と、むしろ下がっています。
こうした背景から、男性の給料だけに頼らず、女性も働いて家計の足しにしたいと考える世帯が多くなったのではないでしょうか。
食料品に生活用品、それから電気料金など、毎月のように値上がりのニュースがテレビで流れています。実際スーパーへ行くと、「前よりも高くなっている」と感じます。電気代も、使用量は変わらないのに請求金額は去年より数千円高い。残念ながら、今後も様々なところで値上げが予定されているようです。
2022年玉ねぎの値段が高騰したことも話題になりました。
2022年の1月に入ると400円ほどに値上がりし、5月に入ると500円をゆうに超える状況に。それから徐々に値は下がってきていますが、2022年10月現在でも平年より値が張る状況です。
引用:macaroni 玉ねぎが高いのはなぜ?理由・原因と安くなる時期を解説
給料は上がっていないのに、物の値段や料金は上がる一方。収入を増やしながら出費を抑える必要がありますね。
何が起こるかわからないのが人生。今は問題なく生活できていても、夫が病気や怪我で働けなくなったり、親の介護が必要になって退職しなければいけなくなることも考えられます。
また、将来子どもが「何かやりたい!」「スポーツ留学したい」など、夢を叶えようと頑張っているとき、親としては金銭面でも応援したいですよね。
収入が減った時や出費が増える時でも、お金に余裕があれば解決できることも多いです。
いざという時に備えたいと考える方が多いのではないでしょうか。
令和2年の婚姻件数は525,507組、離婚件数は約193,000組。離婚件数が婚姻件数の約3分の1であることから、3組に1組が離婚すると言われています。
厚生労働省:令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況
厚生労働省:令和4年度「離婚に関する統計」の概況
一度は人生を共に歩むと決めた二人。それでも「離婚したい」と思いながらも、経済的な理由から一歩踏み出せず我慢しながら生活したり、いざ離婚しても、養育費が支払われず大変な思いをしたり。そんな現実をよく耳にします。
お金の心配をすることなく第二の人生を切り開いていくには、自分の収入だけで生活していけるだけの経済力が必要といえるでしょう。
ここまで、働く女性が増えている背景を見てきましたが、経済的に自立をするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
まずは、経済的な不安がなくなることが考えられます。値段を気にして買うのをためらったり、ついお金のことばかり考えてしまって不安になっていませんか?
「お金がいくらあれば安心できるのか」それは人によります。
それでも経済的に自立できていると自分で思えるくらいの収入を得られていれば、お金に対して不安を感じることなく生活できるはずです。
金銭的な面で誰かに頼らなくても生活できる力があれば、大きな自信につながるでしょう。欲しいものや、やりたいことに躊躇することなくお金を使えることで、毎日の生活や自分の人生がより豊かになっていきます。
女性が経済的に自立するために必要なことでよく挙げられるのは、「手に職をつける」ことです。全国どこにいても働けるような資格やスキル・技術があれば、転職や就職の面で有利になります。
また、会社や男性に依存せずに自分自身で働くことも必要です。いつまでも同じ会社で働き続けるとは限りませんし、いつどうなるか、未来のことは分かりません。
将来への備えとして、手に職をつけておくと不安も少なくなるはずです。
経済的に自立するには手に職をつけたり、男性に依存せずに働くことが大切です。とはいえ、子育てや介護で外で働くのは現実的に難しい…。
そう考えて経済的自立を諦めるのはまだ早いです!ここからは、家にいながらでも始められるお仕事を紹介しますね。
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おすすめの職業については、こちらの記事も参考にしてくださいね。
実際に職業を選ぶ際に、気を付けるべきポイントを押さえておきましょう。
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子育てや介護等で、どうしても働けない時間帯や曜日があったりしますよね。これだけは外せない!という条件を明確にしておきましょう。その後の職業選択が効率的にできるでしょう。
会社員の場合は毎月安定した収入が得られますが、給料はなかなか上がりにくいでしょう。歩合や成果報酬型の場合は、毎月決まった収入を得られるわけではありませんが、がんばりに応じて収入アップが期待できます。
様々な働き方で活躍できる時代ですから、自分に合った働き方を考えてみるのもおすすめです。
今回は、女性の経済的自立について深掘りしてきました。
人生においてお金がすべてということではないですが、お金があれば解決できることも多いので、あるに越したことはないですよね。
何かを始めたとしても、すぐに経済的に自立できている状態になれるわけではないですが、悩んでいるよりまず行動!
生活のため、自分のため、子どものため、いざという時のため。できることから一歩ずつ、経済的自立を目指してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
藤原里奈
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