女性が働く機会が増えつつある一方で、現代社会では妊娠・出産を機に仕事を辞めるケースもまだまだ多いのが実情です。
本人の意思で辞める選択肢を取る方もいますが、仕事を続けたいと思っていたけれど、妊娠に伴うつわりやお腹の張りなどの体調不良が原因で、仕方なく仕事を辞める方もいます。
そこで、妊娠中でも仕事したい方におすすめなのが在宅ワークです。
自宅にいながら、体調の良い時に自分のペースでできるなら、身体にあまり負担をかけずに収入を増やしていけます。
また、妊娠中って、子どもの将来を考えて、働き方を考える女性も多いですよね。
是非、この記事を参考にして、在宅で収入を得るための第一歩を踏み出してみてください。
私は、会社員の時妊娠をしました。
当時は、在宅ワークという選択肢も思い浮かばず、片道1時間の電車通勤の日々…。
マタニティマークを付けて優先席前に立っても、なかなか席を譲ってもらえないなど、通勤の負担があり辛かったです。
今だったら迷わず在宅ワークを選択しますよ。
在宅ワークで稼ぎたい妊婦さん必見!安心して始められる仕事10選
妊娠中の在宅ワークのメリットは、なんといっても自宅で仕事ができること。通勤の負担やストレスを減らせます。
また、柔軟な働き方ができるため、妊娠中の体調やスケジュールに合わせて仕事を調整することができます。
妊娠中って病院に言ったり、体調が優れなかったりとなかなか忙しいもの。
疲れたら休憩するなどリラックスしながら仕事ができるため、妊娠中のストレスを軽減することが可能です。
妊婦が在宅ワークを始める前に知っておくべきことは、まず自分の体調を最優先に考えること。
健康を第一に考え、無理のない範囲で働くことが大切です。
また、在宅ワークをする際には、収入や確定申告の手続きについても理解しておきましょう。
ここからは、妊婦さんが安心して始められる在宅ワーク10選を具体的に紹介していきます。
これまで勤めてきた会社での職歴を活かせるものから、まったく新しい仕事に取り組むチャンスなども豊富にありますよ。
今日からスタートできる簡単なものから紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
企業や調査機関が実施するアンケートにネット上で回答する仕事で、自宅から気軽に参加できます。
何か商品やサービスに対する意見や感想をシェアするだけでOK。
お腹が張る時でも、横になりながらスマホで作業できますよ。
自宅にいながら、不要な物を手軽に販売することで収入を得られます。
妊娠期間中の体調不良や外出の制限を考慮しながら、柔軟に働く方法の1つです。
自分のペースで商品の取引ができ、注文があった時に発送すればOK。
また、整理整頓も兼ねて不用品を整理し、出産前の準備資金にもなりますよ。
私はメルカリで、不用品を販売した売上でそのまま育児用品を購入したことがあります。
お店よりも安く手に入るのでコスパが良いですよ。
手作りのアクセサリーや小物、赤ちゃん用品など、自分の得意な分野で収入を得ることができます。
在宅ワークなので、自宅で無理なく自分のペースで制作が可能。
出産前に余裕を持って制作し、オンラインショップやSNSを活用して商品を販売できますよ。
スタイなどのハンドメイド商品もメルカリでよく購入していました。
オーダーメイドで多くの生地から選べるようにすると、お客様に喜ばれてリピートされそうです。
アナログの文章をデジタルにしたり、シートに数値を入れていくなど、シンプルで初心者でも始めやすく、特別なスキルは必要ありません。
オンラインで仕事を受け取り、納期に合わせて進めていくスタイルなので、体調がいい時に仕事をして収入を得ることができるでしょう。
アフィリエイトとは、自分のブログを通じて商品やサービスを紹介し、その成果に応じて報酬を得る仕組みです。
クライアントが納期が遅れることを責めることもないので、自分のペースで作業を進められます。
また、好きなテーマや趣味に基づいたコンテンツを発信し、自分の意見や経験をシェアすることで読者の共感を生むことも!
私は、ブログを検索して見にいく側でした。
妊娠の経過や出産準備品などを書くと、同じ時期に妊娠している方から共感されやすいですね。
産後は育児グッズの紹介や、使用した感想をブログで見て、購入時参考にさせてもらってました。
Web記事やコンテンツを執筆するので、文章を書くことが好きな方には特におすすめ。
妊娠中はもちろん出産後も継続して仕事ができますよ。
仕事は、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトで探すのが一般的。
記事のジャンルも多岐にわたり、趣味や得意な分野に合わせて取り組むことが可能です。
本記事の後半で妊婦さんにおすすめのクラウドソーシングサイトなども紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeなどの動画で学べたり、無料で使えるCanvaなどのデザインツールもあり、初心者でも始めやすいのが魅力的。
スキルを身につけながら、妊娠中でも無理なく自分のペースで作業できて、柔軟な働き方が可能です。
Webデザインの仕事は需要が高く、クリエイティブな表現力を活かして収入を得ることができるのも大きなポイント。
生徒とオンラインでつながり、自分の得意な分野を教えながら報酬を得る仕事です。
専門的な知識や経験があれば、その分野で講師として活躍できて、生徒とのコミュニケーションをとれます。
妊娠中の体調やスケジュールに合わせて、無理なく働きながら自分の専門知識を生かし、新しい知り合いともつながれるでしょう。
例えば、産後は赤ちゃんがいる方向けの講座を開催するのも良さそうです。
赤ちゃんのお世話をしながらでも参加できる内容にすると、お互いに負担が少なくなりそうですね。
インターネットを通して企業や個人事業主の業務をサポートする仕事です。
「オンラインアシスタント」とも呼ばれ、スケジュール管理、メールの返信、書類作成、総務・経理事務などの幅広い業務を行います。
通勤が不要で、業務スケジュールや内容を柔軟に調整できるため、妊娠中や育児期間中も安心して仕事が可能。
事務職経験があると有利ですよ。
クライアントの広告の管理・改善をしながら、ターゲットに購買行動などを促す仕事です。
データ分析や戦略的な思考が求められますが、オンラインでやり取りするため自宅で働けます。
広告作成などクリエイティブな側面にも携わりながら、数字に基づいた分析や改善提案を行い、クライアントのビジネスをサポートできますよ。
私は知識0から広告運用を学んで携わっていますが、分かることやできることが少しずつ増えていっています。
今後も学びを続けながら、実践していきたいと考えています。
妊婦さん向けの在宅ワークは、クラウドソーシングサイトを利用すれば、自宅で様々な仕事を見つけることができます。
特におすすめなのは、ママワークス、シュフティ、クラウドワークス、ランサーズです。
これらのサイトでは、妊娠中でも安心して取り組める仕事が豊富にあるため、紹介していきます。
様々なカテゴリーの仕事が提供されており、その中には妊娠中でも安心して取り組める仕事がたくさんあります。
例えば、ライティング、デザイン、プログラミング、カスタマーサポートなど。
ママワークスの特長は、仕事の種類だけでなく、仕事の形態も柔軟であること。
短時間の仕事から長期プロジェクトまで、自分のライフスタイルに合わせて仕事を選ぶことができますよ。
シュフティのサイト上でプロジェクトに応募し、選定されたらクライアントとのやり取りが始まります。
簡単な記事作成やアンケートなどスマホで完結できるものもあれば、プログラミングやマーケティングなど、スキルが求められる仕事も。
1日10分程度の仕事もあるため、無理なく始められますよ。
在宅ワークをする妊婦さんにとって多様な案件をチェックできるサイトとして人気。
データ入力やライティング、デザイン、ハンドメイドなど、様々な種類の仕事があります。
即日から始められる短期プロジェクトも多くあり、自分の体調やスケジュールに合わせて仕事を選べますよ。
これらのサイトを利用することで、妊娠中でも安心して在宅ワークで稼ぐためのステップを踏むことができるでしょう。
実際に在宅ワークをしている妊婦さんは、どのように仕事しているのでしょうか?
ここでは、X(旧ツイッター)に上がっていた口コミを紹介します。
みなさん楽しみながら、自分のペースで仕事して収入を得ているようです。
退職しても妊娠5ヶ月で就活なんて非現実的だからランサーズで仕事応募しまくってる。
— *Kimu*@1人目産後6m (@kimukimu1993f) November 10, 2022
単価安いのからしかスタートできないけど妊婦の在宅でも出来る仕事沢山あって、なんか結構充実してる(*´-`)
我が家の今後の金銭問題は未だ不安ではあるけど、ゲーム感覚でどこまで稼げるか試して見るつもり💪
昨日
— ayauta.@Webライター1年目 (@a_i_0514) January 10, 2024
新しい案件納品し、初報酬いただけました☺️
☑今までの案件執筆・納品
今日
日中はのんびりdayにしてお休み😌
子どもの寝かしつけ終えてから、
☑新しい案件のリサーチ
☑構成書提出
明日は妊婦健診🤰
#Webライター
おはようございます!今日から小学校は新学期です!
— 土谷みみこ|ゆる副業『オンライン事務』発売中 (@mimiko_hisho) January 8, 2024
そして、今日は久々の妊婦健診なので、午前中は病院にいってきます!
病院の長い待ち時間もスマホでポチポチ仕事ができるのはオンライン秘書のいいところ☺️
ゆるりと仕事はじめていきます!今年もよろしくお願いします!
在宅ワークの気になる収入は、経験やスキル、プロジェクトなどにより大きく変わるものもあります。
本記事では、アンケートモニター、データ入力、Webライティング、オンライン秘書の初心者の収入目安を紹介していきます。
単価は回答1件あたり数十円から数百円程度で、1回答あたり数分から十数分かかることも。
月に数千円程度の収入が目安です。
平均時給は800円〜1,500円程度、時給ではなくプロジェクトごとに1文字0.1円~1円で計算することもあります。
プロジェクトの難易度やスキルによって変動しますが、月に約2万円から4万円程度の収入が目安です。
初心者の1文字あたりの単価は0.3〜1円程度が一般的で、プロジェクトの難易度や依頼主によって変動します。
月に約2万円から5万円程度の収入が目安です。
時給は依頼内容やスキルにより異なりますが、1時間あたり1,000円~1,500円が一般的。
月に約2万円から5万円程度の収入が目安です。
在宅ワークで感じるメリットは前述の通り、通勤のストレスがない、体調やスケジュールに合わせて仕事を調整可能などが挙げられます。
一方、以下のデメリットを感じることもあるようです。
妊娠中に在宅ワークをする際には、これらのメリットとデメリットを踏まえたうえで、自分に合った働き方を見つけることが大切です。
妊娠中に在宅ワークをする際、無理のない仕事選びや、妊娠中の収入と確定申告について注意が必要です。
体調や環境に合わせて、安心して在宅ワークをするための注意点をしっかりと押さえましょう。
在宅ワークには多岐にわたる仕事があり、中には納期が迫り仕事に追われる場合もあります。
こうした状況になると、ストレスがかかり、あなたやお腹の赤ちゃんにも良くない影響を及ぼすことがあるかもしれません。
妊娠中に新たな仕事を見つける際は、労働時間や報酬など、無理のない条件を設定しておくことが大切です。
妊娠中でも在宅ワークや副業などで収入がある場合は、年に1度の確定申告が必要です。
主婦の方も収入があると、所得税や社会保険料の支払い義務が生じる可能性があります。
確定申告は、自分の収入や支出を正確に記録し、納税や控除をスムーズに行う手続きのこと。
専門の税理士に相談するか、税務署の窓口で質問することで、わからない点を解決できます。
確定申告を行い、安心して妊娠中も収入を管理していきましょう。
確定申告のおおよその目安は、収入から経費を引いた金額が、年間20万円であることです。
よろしければ、こちらの記事もご参照ください。
今回の記事では、在宅ワークの注意点からおすすめまで解説してきました。
妊娠中でも仕事できるのか、未経験からスタートできるか不安があるかもしれません。
在宅ワークの種類は多岐にわたり、妊娠中や未経験者向けのお仕事が数多く存在します。
ただし、中には危険なものや低報酬なものもあるため、注意が必要です。
妊娠中でも始められる仕事や、出産後も続けられる仕事が気になる方は、ぜひこの記事を参考にして、在宅ワークに挑戦してみてください。
この記事を書いた人
山野清香