在宅でパート・副業を始めるとき、最初に月5万円程度を希望する人は多いのではないでしょうか。今やリモートワークは当たり前の時代です。どうせ稼ぐなら、目標金額を設定した方がやる気がでるもの。
この記事では、未経験からでも家で働きながら月5万円の収入を目指せる副業7選と、仕事を始める時の注意点を紹介します。
未経験の方向けのものを厳選しているので、安心して新たな働き方を考えるきっかけにしてください。
未経験からでも在宅のパートで月5万円を稼げる副業7選
子育てや介護をしていると、外で働くのはハードルが高いですよね。一方在宅パートであれば、隙間時間を利用して時間に縛られずに働けます。
もし月に5万円稼げたら、年間で60万円の収入です。毎日の食事をちょっと贅沢にしたり、家族旅行に行ったり、自分へのプチご褒美など、今まで節約ばかりで、余裕が無かったところにもお金を回せるでしょう。
未経験からでも月5万円稼ぐには、次の2点を意識することが大事です。
例えば、時給1,000円の仕事をするなら、5万円を稼ぐためには月50時間は働く必要があります。20日働くとして、1日平均2.5時間程度を仕事に充てなければいけません。
在宅パートの場合、時給の仕事は少なく、作業量に応じた「固定報酬型」、成果物に応じて報酬をいただく「成果報酬型」が一般的です。例えば、Webライターであれば、1記事書くごとに決められた報酬をいただくイメージですね。
ここで大事なのは、成果報酬型でも必ず時給の意識を持つこと。
作業に時間がかかると、時間あたりでもらえる金額は減ってしまいます。常に効率の良く働くことを意識して、1時間で稼げる金額(時間単価)をあげていくといいでしょう。
最初のうちは、時給が1,000円程度でも、仕事が認められて報酬額が上がり、作業効率も良くなれば、時給換算で3,000円以上になっていることもありますよ。
ここからは家で月5万円稼げる在宅でできるパート・副業7選をご紹介します。未経験からスタートできる仕事を厳選しました。ぜひ、前向きに検討してみてください。
経理伝票の入力やテープ起こし、アンケート結果など、会社から指示された情報を指定されたフォームにパソコンで入力する仕事です。繰り返しの単調な作業が多いため、長時間同じ作業を続けられる人、細かい作業が得意な人に向いています。
オンライン秘書は文字通り、オンライン上で様々な業務のサポートを行う仕事です。
一般事務、秘書業務、経理や総務、SNS運用、Web関連業務やオンライン講座の後方支援など、業務内容は多岐に渡ります。「在宅秘書」や「在宅アシスタント」と呼ばれることも。
特別なスキルや資格は、必要ありません。しかし、対面ではなくメールやチャットでやり取りをするので、コミュニケーションスキルが求められます。相手の気持ちや言いたいことを汲み取り、先回りして行動できる人が向いているでしょう。
オンライン講師というと、リモートで学生に勉強を教える家庭教師や、塾の講師などを思い浮かべる方もいるでしょう。
しかし、最近では講師のニーズも下記のように多様化しています。仕事の経験だけでなく、自分の趣味や特技をオンラインで教える人も増えていますよ。
更にノウハウの提供だけでなく、教材や学習計画の作成など、仕事内容も様々です。
私は、副業でオンライン英会話講師をしていました。始めは「英語を教える講座」を提供していましたが、生徒さんのニーズで「英語を学ぶためのマインド講座」なども実施。習いたいという声があれば、講座として展開できることを知りました。
Webライターは、Webサイトに掲載する商品やサービスの紹介・ニュース・インタビュー記事・コラム・レビューなどの文章作成を行う仕事です。未経験OKの求人も多く、初めての仕事として取り組む方も多いですよ。
ライターに関する記事のまとめページはこちら
Webデザイナーは、クライアントの求めるWebサイトをデザイン・提案する仕事です。初心者の場合は、画像を1枚だけ作る、バナー制作などから始めるのもおすすめです。
スキルや経験が増えることで、月5万以上稼げるようになりますよ。
広告プランナーは、SNSやWeb検索画面(リスティング広告)などに広告を出し、消費行動を促したり、認知度を高めるべく企画・運用をしたりします。
初心者には難しそうに感じますが、正しい知識を身につけることで、誰でもできるようになります。特に最近では、主婦層が活躍している仕事です。
SNSクリエイターの副業は、Facebook・Instagram・LINEなどのSNSを使い、クライアントの宣伝や、SNSの運用代行をします。商品購買の仕組みをWeb上で作る「マーケティング」のような仕事をすることも。
在宅ワークを始める際は、以下の3つに注意しましょう。
順番に解説していきます。
家で仕事をする場合は、オン(仕事)とオフ(プライベート)との切り替えをするようにしましょう。これができないと、家でずっと仕事をしている気分が続いて疲れたり、逆にダラダラして仕事の効率が悪くなります。
オンとオフの切り替えには、下記が有効です。
もっと具体的に知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてください。
在宅ワークを始めたばかりの頃の私は、家の掃除をしていても、スーパーに出かけていても、1日中仕事のことを考えてばかり。いつも仕事に追われているような気分でした。
でも、ルーティンを決めてからは、メリハリがついて作業もはかどるようになりました。家で働ける便利さが、かえって自分を苦しめることにならないよう、オンとオフを切り替えて、仕事もプライベートも楽しんでくださいね。
在宅で月5万円稼ぐなら、パソコンとネット環境は不可欠です。その際に注意しなければならないのが、セキュリティ対策です。
自宅のインターネット回線や、公衆Wi-Fiは、社内ほどセキュリティ対策されておらず、情報漏洩のリスクがあることを意識しましょう。
業務委託先からも求められるので、ウィルス対策ソフトを導入して事前に準備しておきましょう。
またカフェなど外で仕事をする時は、誰でも使えるフリーWi-Fiの利用は避け、自分専用のポケットWi-Fiを使う方が安全です。
確定申告は、正しい納税のために必要な手続きです。会社に雇われていれば、年末調整をしてもらえるので、多くの人は申告が不要。
一方、業務委託やフリーランスの場合は、1年間の所得が20万円を超えたら、確定申告をしなければいけません。
もしあなたが月5万円稼ぐことを目標にしているなら、年間で収入は60万円。経費を除いても20万円を超えれば、確定申告をして税務署に申告する必要があります。
確定申告をしないと、本来納めるべき所得税の納付に加え、延滞税や無申告加算税といったペナルティが科される可能性もあるので注意しましょう。
初めての在宅ワークの場合、どんな仕事が自分に合うかがわからないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、あなたにピッタリの在宅パートを探すヒントとして、条件別に考えてみる方法をおすすめします。
「今のスキルを活かして、仕事に繋げられないか?」という視点で、自分のスキルを見直し、稼げるスキルの有無を確認してみましょう。
ご紹介したオンライン講師のように、自分のスキルだけでなく、趣味や特技を教える仕事も人気があります。なにか得意なものがあるなら、誰かにそのノウハウを教えて稼げるチャンスです!
また、稼げるスキルで興味があるものを調べて「スキルがある人になる」という方法もありますよ。
よく、ビジネスはこの二つに分類されると言われます。
例えばWebライター。外注としてライティングの仕事を請け負うのは、魚を代わりに取ってあげるタイプ。
それに対し、ライティングのノウハウや文章の書き方を教えるのは、魚釣りの方法を教えてあげるタイプに当てはまります。
こつこつクリエイティブなことをやりたいのか、人の成長をサポートしたいのか、自分はどっちのタイプかな?という視点で、仕事内容を検討してみましょう。
安定して毎月5万円稼げるようになったら、あなたは満足できますか。翌年には10万、その次の年には20万と収入額が増えた方がワクワクしませんか。
人は報酬額が一定だと、不満になるという傾向があるそうです。もらえる金額が少しずつ上がっていくことで、やる気がでるもの。
スキルや経験値が手に入るという目標もいいですが、「もらえる給料が増えるように」仕事に対するパフォーマンスを向上させるといった視点も大切です。
最後は難易度です。簡単な仕事は誰でもすぐにできるため、あまり稼げないことや、ライバルが多く単発で終わってしまう場合もあります。
一方、一定のスキルが求められる仕事は、重宝されるでしょう。
これらの仕事は、未経験から始められるけど、一定のスキルを身につけるには勉強が必要不可欠です。「難易度が高ければ高いほど、やりがいを感じる」、「今後も市場で求められる仕事がしたい」人に向いていると言えます。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
未経験からでも在宅で月5万円稼げるパート・副業7選と、仕事を始める際の注意点を紹介しました。
今は、リモートワークが当たり前となりました。未経験からでも、在宅で月5万円、頑張り次第でそれ以上稼げる時代なのです。せっかく始めるなら、目標を決めて長続きする仕事を選んで、お金にも心にも余裕ができる人生にしましょう。
この記事を書いた人
高橋奈々恵
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