副業の世界でも英語のニーズは高く、仕事の種類も豊富で「オンラインで完結」「短時間でOK」など、時間や場所の自由度もあります。しかも、英語力がそれほど高くなくてもできる仕事もあるので、「せっかく英語を使って少しでも稼げる仕事を」と考えているなら、何か挑戦してみませんか。
この記事では初心者でも始められる英語の副業12選を紹介。これから英語で稼ぎたいと思っている人向けに、英語で稼ぐための必要なスキルや勉強方法、英語を学ぶことでどんな未来が待っているか、などたっぷりとお伝えします。
【英語を活かす副業】稼げるおすすめ12選と英語力の磨き方を紹介 !
さっそく英語を使った副業を紹介します。求められる英語のレベルは様々。「しばらく英語を使っていないから自信がない」という方でも安心のものもあれば、ネイティブレベルのものまで、ぜひ検討してみてください。
オンライン英会話サービスを行う会社に講師登録をして、ウェブサイトやアプリを介して予約を受け、オンラインで英語レッスンを行うケースが一般的です。
ネイティブや帰国子女だけの仕事と思われがちですが、「最初のうちは、気後れしないように日本人講師がいい」という英語初級者も多いので、安心して応募してみてくださいね。
私は今も時々、オンライン英語講師として副業をしています。生徒さんから指名される講師になると、単価が上がり時給換算すると2,500円くらいになりますよ。企業によってはドルで給料が支払われるので、円安の時期には特におすすめしたいです。
英語を直接教える英語講師とは異なり、英語学習に必要なアドバイスをし、スケジュール管理をする英語チューター。英語の勉強は途中で挫折する人も多いため、生徒さんが目標レベルまで英語の勉強を頑張れるよう、サポートします。
英語のコンテンツをチェックします。英文法やスペリング、文章構成の矛盾がないかを確認して、文章を目的に合わせて整える仕事です。また掲載する媒体によって設けられている用語や表記のルールがあれば、そのルールに準じているかの確認もします。
「対面での英語力には自信がないけど、英語を使って稼ぎたい」なら、英語ライティング。「日本語」で「英語」関係の情報を発信していきます。
例えば、企業からの発注で記事を書く仕事などがあります。また自分のブログでおすすめの英語教材を紹介して、サイトに訪問した人がその教材を購入すると報酬が入るアフィリエイトで稼ぐ方法も。
英語の動画作成や編集を行う仕事です。動画配信する人が増えたことで、最近では海外向けにコンテンツを展開したいと考える人も多くなりました。編集技術にプラスして、英語でテロップ(字幕)などが作れると重宝されますよ。
私の知人にも英語で動画配信をしている人がいて、他の配信者から「海外の人向けに展開したいけど、英語で編集してくれる人知らない?」といった質問をよく受けるそうです。
日本商品を海外販売できるECサイト・アプリを利用して、海外向けに商品販売し、稼ぐ方法もあります。eBayやAmazonなどは日本語対応もしているので、初心者でも簡単にできます。
自分の商品がなくても、SNSやブログで商品を紹介して購入してもらうといった、アフィリエイトで稼ぐ方法もあります。
英語でウェブサイトを作る仕事です。個人で全て行うこともありますが、チームで協力してウェブサイトを完成させる場合も多いです。
ウェブサイト構築は海外のスタッフを雇って行っている企業もあり、英語ができることで、海外スタッフともスムーズにチャット等のやりとりできると重宝されること間違いなし!
私は以前プログラミングの勉強をしていました。ウェブサイト作成を海外のスタッフ(主にアジア圏)に依頼している企業は本当に多く、日本企業側からの意見を聞きながら、海外スタッフに英語で指示出しやチェックができる人は貴重と言われました。
海外のお客様や、日本在住の外国人向けに、ソーシャルメディアのコンテンツの企画や作成をし、企業のファンを増やして売上に繋げる仕事です。運用だけでなく数値の分析や対策を講じ、マネージメントをします。英語力だけでなく、ソーシャルメディアに関する知識、分析力も求められます。
営業やカスタマーサポートの代行会社で、海外のお客様からの問い合わせに答えたり、アポイントを取ったりするお仕事です。
英語に限らず多言語対応できる人材は、特に重要視されるでしょう。また、シフト制や時給制の案件がほとんどで、収入の予想が立てやすい点も魅力です。
英語を用いた事務全般をこなし、アシスタントから専門性の高いものまで、仕事は多岐にわたります。海外の会社との電話・メール対応や英語の音声認識データ作成、英語のデータ入力、翻訳・通訳業務まで、英語レベルによりいろいろな仕事を任されるでしょう。
グローバル企業での仕事内容は会社や部署によって違いますが、在宅勤務の場合、事務サポートと似た業務が多いです。
グローバル企業とはいっても、ネイティブ並みの英語力が求められるわけではなく、企業や部署によっては、ほとんど英語を使わない場合もあります。英語を使って仕事をしたいなら、応募する会社の英語の使用頻度を事前に確認しておきましょう。
通訳・翻訳業の中でも、初心者が比較的在宅でも始めやすいのが英語の翻訳です。文章または音声データをもらい、必要な言語に訳していきます。
リアルタイムで行う通訳とは違い、気になる箇所は自分で調べて何度も確認できるので、未経験からでもキャリアを積むには適しているでしょう。
日本では、英語力を求められる仕事のほうが、時給や報酬などが高く、収入アップに繋げられます。グローバル化が進み、日本でも英語を重視している会社が増えているのに、英語を使える人材が少ないという現状もあります。
実際、英語レベルやTOEICの点数次第で「単価○○円アップ」といった英語関連の求人も、よく見かけるようになりました。
リモートワークOKの案件も多く、パソコン1台あればどこからでも働けるのが魅力です。世界を旅しながら働くことも夢じゃありません。
英語力を活かして本業はもちろんのこと、副業でも収入を得られます。
たとえば今のスキルと掛け合わせることで、仕事の幅を広げられます。
今のあなたのスキルに英語力をプラスして、重宝される人材になりましょう。
取り組んだ結果、本業よりも稼げていたというケースもあり、働き方を見直すきっかけになった人もいます。
私の友人は、オンラインで塾の英語講師として副業を始めたところ、月収が30万円を超え、会社を辞めたそうです。今は自由な働き方ができて充実していると話していました。
英語を第一言語として使用している人の割合は世界の約25%、第二言語として英語を使っている人は実に約75%です。
つまり英語が使えると、世界の最新情報を手に入れたり、世界中の人とコミュニケーションができたり、あなたの世界を広げてくれるんです。実際インターネット上で使われている言語の割合を調べると、全体の54.4%のウェブサイトが英語で作られています。それに対し日本語はわずか5%と、英語の情報量は日本語の10倍以上でした。
英語を使って稼ぐためには、必ずしも高い英語力がいるわけではありません。日本語で英語の勉強方法を発信するといった手段で、英語初心者でも収入を得られます。
もちろん英語力が高ければ、その分できる仕事の幅は広がります。英語関連の仕事は、求められるスキル、業務内容も様々です。英語力で稼ぎたいと考えているなら「どんな仕事をしたいのか」「そのためにはどんなスキルが求められているのか」を知る必要があります。
例えば接客系なら話す、聞く力、翻訳系なら書く、読む力に特化した方がいいです。これから紹介する英語の仕事を参考に、あなたならではの稼ぎ方を見つけましょう
ここでは、さらに稼ぎたい方のために、在宅にこだわらない英語力を活かして稼げる代表的な仕事を4つ紹介します。
英語の文章を日本語にする、または日本語の文章を英語にする仕事です。通訳は話し言葉を訳し、翻訳は書かれた文章を訳します。
通訳には主に下記の3種類があります。
同時通訳 | 発言者の言葉をほぼ同時に通訳 |
ウィスパリング | 通訳者が聞き手側につき、発言者の言葉を通訳 ※同時通訳と異なり、聞き手に囁くように通訳 |
逐次通訳 | 発言者が話している間にメモをとり、一区切りついたら通訳 |
翻訳には主に下記の3種類があります。
文芸翻訳 | 本、雑誌などの翻訳 |
実務翻訳 | 契約書、マニュアル、パンフレット、論文などビジネス全般の翻訳 |
映像翻訳 | 海外の映像に字幕や吹き替えを付けるための翻訳 |
私は以前、映像翻訳の仕事をしていました。映像翻訳は視聴者が内容をパッと見てすぐ理解できるよう、極力短い言葉に訳す、といった特徴があります。翻訳する分野によって、勉強内容は変わるので、まずどの分野の翻訳を目指したいのかを考えましょう。
翻訳についてもっと知りたい人はこちらも参考にしてください。
英語学習者向けに、英語を教える仕事です。日常会話や受験対策、ビジネス英語など、生徒さんによって、教える英語の内容、求められる英語力が異なります。
オンラインレッスンも増え、自宅で1レッスン25分といった短い時間でもできるので、早朝や昼間の数時間だけなど、ピンポイントで空いた時間に働けるでしょう。
日本語を母語としない人向けに、日本語を教える仕事です。学習者のレベルによっては英語を使って授業を進めます。言葉を教えるだけでなく、日本の生活習慣や価値観を伝えるといったことも大事な業務です。
また日本語教師になるには、以下のいずれかを満たさなければなりません。
日本語教師として働いた経験がありますが、英語力以外に日本語力が求められる仕事です。日本語の文法の解説は、むしろ私たち日本人も勉強が必要。日本語教師を目指すなら、日頃から日本語の表現に疑問を持ち、勉強するといいでしょう。
観光業とは主に旅行に関わる仕事を言います。その中でも海外からの観光客向けに、英語で日本の文化を伝える仕事はどうでしょうか。日本の有名な観光地では、訪日外国人が増え、英語ができる着物の着付け師やツアーガイドなどの求人が増えています。
英語力だけでなく日本の文化や歴史など、プラスアルファの知識が求められますが、旅の思い出作りをお手伝いできる、やりがいのある仕事です。
私は日本の観光地で、訪日外国人向けの仕事をしています。訪日外国人の増加に伴い、着物レンタル会社は増え「英語ができれば着物着付け未経験でもOK」の求人も多いので、英語でコミュニケーションができれば働けるチャンスが十分ありますよ!
英語の副業は、どのように始めたら良いのでしょうか。ここからは、必要なスキルと準備、副業探しにおすすめのサイト、副業を始めるための注意点をお伝えします。
スキルがなくてもOKの求人もありますが、下記のように英語力を証明できる資格があると採用されやすくなりますよ。
特に日本企業の多くはTOIECの点数を重視している傾向があります。自分の英語レベルを知るためにも、一度受験してみましょう。
「Indeed」や「LinkedIn」などの求人サイトには多数の英語に関する副業の求人情報が掲載されているので、ぜひ見てみてください。すぐに副業する予定がなくても、どんな仕事があるのか参考になりますよ。
また「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサイトでは、数分で終わるタスクから大きなプロジェクトまで自分に合ったペースで取り組める仕事を探せます。
他にも「ストアカ」「ココナラ」「タイムチケット」といったマッチングサイトであれば、自分のオリジナルのサービスを提供することも可能です。
freelancerやfiverr、upwork、Appenなどの海外のクラウドソーシングやマッチングサイトを使ってみるのもいいでしょう。
一気に応募できる案件の数が増えます。
個人的にはAppenがおすすめ。仕事内容は主に、文字起こし・広告評価・翻訳なので、わからない英語表現も調べながらできるので安心です。
全て英語で行うため、初めての人は不安もあるかと思いますが、業務を完了し収入を得られたとき「自分も英語で仕事ができた!」という自信に繋がると思います。
自分が働いている会社の就業規則を確認しましょう。世の中が副業を認める流れになっているとはいえ、会社によっては副業を認めていないこともあります。無断で副業を行うと最悪の場合、懲戒処分を受けることもあるので注意してください。
こちらの記事が参考になりますよ
最近では英語学習用アプリや教材が充実しており、海外留学に行かなくても、日本国内で英語力を磨けます。
英語の学習の仕方は多くありますが、その中でも今回は特におすすめしたい、下記3つの方法を順番にご紹介します。
無料で英語が学べるアプリも多いので、まずはいろいろとダウンロードしてみて、自分の目的や生活スタイルに合うアプリを厳選しましょう。
英語学習は継続が大切。アプリなら、日々の暮らしの中で思い立ったときすぐに学習ができるので、勉強を続けやすいメリットがあります。
私の場合間違えた問題を、AIが自動でピックアップする機能付きのアプリをよく使っていました。
アプリに比べ、紙の教材は様々な種類や仕様のものが展開されています。「英文法を学び直したい人向け」「仕事で使える英語に特化して勉強したい人向け」など、アプリよりも具体的な目標に合わせて勉強できます。
また文字や図を書くなど、実際に手を動かしながら学習を行えるので、記憶に残りやすいのも紙学習の魅力です。
ぜひ英語の書籍・ 教材もアプリとあわせて利用しましょう。
英語を学ぶ上で、ネイティブスピーカーとの交流は欠かせません。
特にスピーキング力を鍛えたいなら、交流を通じて英語をどんどんアウトプットしましょう。間違いがあればネイティブに直してもらい、正しい表現を覚えなおして、再度アウトプットする。この繰り返しが英語力アップの鍵です。
また話す、聞く力を鍛える目的以外にも、流行りの英語表現などを学べます。アプリや本だけでは得られない生の英語表現は、ネイティブとのコミュニケーションを通じて学ぶといいでしょう。
英語圏への留学経験のない私ですが、まさにこの方法で、日本で英語力が一気に伸びました。オンラインでも英語ネイティブと繋がれる時代なので、ぜひ試してほしいです。
英語力を磨くことは、あなたの価値を高めてくれます。最後に英語を活かすことで「どんな未来が待っているのか」「英語を学ぶことはなぜ大切なのか」をお伝えします。
先述したように、英語ができれば仕事の選択肢が増え、稼げるチャンスも十分あります。世界でリモートワークが普及していることもあり、海外の企業から直接仕事をもらえる可能性もあるでしょう。
英語圏以外でも英語でビジネスをする国も多いので、英語力を活かしていろんな国から仕事を受注できます。またすでに他のスキルを持っていれば、英語力と掛け合わせることで、あなたの価値が高まるでしょう。
オンライン英語講師をしていた同僚のフィリピン人の話によると、フィリピンの学校の授業は全て英語で行われます。英語力があれば可能性が広がるからといった理由だからだそうです。
高校生からはどうやって海外企業から直接案件をもらえるか、といった授業もあり、英語力があるからできることが増える、という考えが一般的だと話していました。
英語力を高めることで、ただ仕事で稼げるだけでなく、プライベートにも良い影響があります。映画が字幕なしで見れるようになったり、SNSを通じて海外の同じ趣味を持つ友達ができたりと、今よりもあなたの世界が広がるでしょう。
英語を学ぶことに対して、特に大きなデメリットはありません。ただ、学ぶための時間とお金の投資は必要です。そして英語習得には継続してコツコツ取り組んでください。その先にいろんなチャンスもありますよ。
初心者でもできる、英語の副業12選や学習方法を紹介しました。英語で稼ぐ方法はたくさんあります。もし今あなたが自分の英語に自信がなくても、まずは日本語でもできる、英語関連の仕事を始めてみませんか。
そして英語力を磨くことは、仕事だけではなく、プライベートにおいてもあなたの可能性を広げてくれるでしょう。英語を使った副業についてはこちらの記事でもお伝えしているので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事を書いた人
高橋奈々恵
みんなのチーアップ体験談をご紹介!