年末年始は、1年を振り返ったり、新年の抱負を考えてワクワクしたりしますね。そんな中、資格について考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「キャリアを考えて、なにか資格をとったほうがいいのかな…」
「再就職するなら、履歴書に書ける資格が欲しい!」
「簿記の資格をとったけど、いかせているとはいえないなぁ」
「資格を取るには、時間もお金もかかりそう…」
「みんな”資格”、”資格”って言うけど、本当に必要なの!?」
まだ漠然としている方も、具体的な資格を検討している方も、自分にとって本当に資格が必要なのかを一緒に考えてみませんか。
この記事では、女性の働き方や在宅で働くためのノウハウを教え、応援するメディア・CheUP!のライターが、資格に関する記事を紹介します。
【2024年資格まとめ記事】いらない?取ったほうがいい?30代40代の女性の資格
実はこれ、明確な答えの無いテーマなんです。
というのも、資格を活かすも、活かさないも、あなた次第だからです。
世の中には、弁護士などの士業のように、その資格を持っていないとできない仕事と、資格の有無が関係ない仕事があります。そして、資格の有無は関係ない仕事のほうが、圧倒的に多いですよね。
だから、あなたの選ぶ仕事の内容によっては、資格の有無は全く関係ありません。とはいえ、就職や転職、業務委託の契約など、誰かがあなたを選ぶとき、資格の有無が有利に働くことがあります。
例えば、採用条件に「経理経験者、簿記2級保有者歓迎」とあれば、資格を持たない人よりは持っている人、簿記3級の人よりは簿記2級の人のほうが、有利ですよね。でも、採用担当者としては、資格を持っているだけの人よりも、先に書いてある経理経験者のほうが、即戦力になる欲しい人材。
つまり、資格さえあれば安心というものでも無いのが現実なんです。
資格を活かすも、活かさないも、あなた次第というのは、転職サイトのtypeが2023年に実施した調査の結果にも現れていました。
調査では、880名の女性会員に対して、【持っている資格】【就職や転職に役に立った資格】【就職や転職に役に立っていない資格】などを聞いています。
それぞれのベスト10は以下でしたが、なんと「就職や転職で役に立った資格」と「就職や転職で役に立っていない資格」のベスト10のうち、7つの資格が重複しているのです。
※重複しているものに★をつけました。
1位:普通自動車免許
2位:実用英語技能検定
3位:TOEIC/TOEFL
4位:日商簿記検定
5位:秘書検定
6位:MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
7位:教員免許
8位:ファイナンシャルプランナー
9位:医療事務
10位:保育士
1位:TOEIC/TOEFL ★
2位:日商簿記検定 ★
3位:ファイナンシャルプランナー ★
4位:MOS ★
5位:ITパスポート
6位:医療事務 ★
7位:宅地建物取引士教員免許
8位:秘書検定 ★
9位:情報処理技術者 ★
10位:ネイリスト
1位:普通自動車免許
2位:実用英語技能検定
3位:秘書検定 ★
4位:日商簿記検定 ★
5位:TOEIC/TOEFL ★
6位:ファイナンシャルプランナー ★
7位:MOS ★
8位:教員免許
9位:医療事務 ★
10位:情報処理技術者 ★
(引用元:女の転職type 第36回会員アンケート「資格、持ってる?」)
この結果から、役に立つ資格と役に立たない資格は紙一重で、資格を活かすも、活かさないも、個人の問題ということがわかるのではないでしょうか。
私は簿記2級の資格を、会社員を辞めて専業主婦のときに取りました。理由は、再就職をと考えてハローワークで求人票を見ていた際、自宅近くには士業の個人事務所がいくつもあって、経理業務を任せる”簿記資格歓迎”の求人が多いと気付いたからです。
結局、簿記の資格を就職には使いませんでしたが、フリーランスのセールスコピーライターになった現在、確定申告のときや、お金関連の記事の執筆に役立っています。初対面の方でも、「簿記2級あります」と伝えると、安心してもらえるので、取って良かったと考えています。
資格を取るためには、多少のお金と時間がかかります。また、前述のとおり資格を取ったからといって、それが就職や転職、実務で役立つかどうかは、あなた次第です。
その前提で、資格を検討されている方が、いる、いらないを決める、いると判断した方が、どの資格を取るのかを決めるのに、おすすめの記事をご紹介します。
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いかがでしたでしょうか。資格を活かすも、活かさないも、あなた次第です。
今後の働き方や、キャリアをゆっくり考えて、まずはどんな仕事をしたいのかを考えてみてくださいね。それから資格を取るのか、取らないのか、取るならどの資格かを考えてみましょう。
資格を取らなくても、今のスキルで何ができるのかを知りたい方は、ぜひ下記より診断をしてみてください。
この記事を書いた人
鈴木恵理