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在宅ワーク・副業

女性・主婦が副業をするメリット・デメリット|副業で得をするポイントも解説

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石原 京子
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政府が推進する「働き方改革」により、副業解禁が広がる中で「副業をやってみたい!」と考える女性や主婦の方も多いのではないでしょうか? 

副業で好きな仕事をし、収入が増えてスキルも身につけば、きっと今より心もお財布も豊かになりますよね。
しかし、よく調べずになんとなく副業を始めてしまうと、「こんなはずではなかった」と思わぬデメリットを感じてしまうかもしれません。

この記事では、副業を始める前に知っておきたい、女性や主婦が副業をするメリットとデメリットをご紹介します。

副業をするメリットとは?将来の選択肢が増える

副業をやってみたいと思う人の8割は、「収入を増やしたい」というきっかけです。しかし、副業にはそのほかにも以下のようなメリットがあります。

  • スキルアップ・キャリアアップできる
  • 本業では体験できない好きなことや、やりたいことへチャレンジできる
  • 将来を見据えた転職や起業の準備ができる

つまり、将来の選択肢が増えることになります。

ここでは、副業のメリットについてひとつずつ解説していきます。

収入が増える・経済的に自立できる

副業で収入が増えれば、生活に余裕ができ、今まで我慢していた趣味やレジャーを楽しめ、貯蓄もできます。

会社で月3~5万円の昇給をすることは簡単ではありませんが、副業であれば頑張り次第でその額を受け取ることができます。
また、「収入の柱が増える」ことで、万が一会社が倒産した場合やリストラされた場合に「収入が0になること」を避けられるでしょう。

主婦であれば、副業の収入を自分の好きなように使えるため、心に余裕が生まれ、経済的に自立するきっかけにもなります。

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小さなお子さんがいて外で働けない主婦も、在宅の副業なら、家族との時間を大切にしながら、隙間時間を利用して収入が得られます。

さらに、副業でスキルを磨けば、お子さんが大きくなったあとにそのスキルを生かして再就職できます。

スキルアップ・キャリアアップできる

本業では任されない仕事や違う職種の仕事に、副業ならチャレンジできるので、スキルアップ・キャリアアップにつながります。

例えば、ライターや広告プランナーの副業をする中で、ライティング力やマーケティングの知識などが身につけば、本業でもその力を活かして今とは違った仕事を任せられたり、本業の昇給につながる可能性があります。

副業で経験を積みスキルを上げれば、自分の市場価値が高まり、転職をする際にも有利になるでしょう。

主婦の方であれば、「再就職をするためにスキルや資格を身につけたい」と考えても、お金がかかる資格取得には、一歩踏み出せないかもしれません。
しかし、副業なら、収入を得ながら経験を積み、スキルを上げられます。

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副業は、お金を稼ぐだけでなく、自分のスキルアップのチャンスも手に入ります!

好きなことややりたいことへチャレンジできる

本業は、毎日同じ仕事の繰り返し。収入は得られるけれどやりがいや楽しさを感じられないという方もいるかもしれません。

一方、副業は「好きなこと」や「やりたいこと」をもとにして、仕事を選んでチャレンジできるため、充実感や達成感があります。

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現在の仕事に不満はあるけれど転職活動をするほどではない方は、副業で実務経験をしてみると、「やっぱり、この仕事を本業にしたい!」、「思ったより向いていないのかも」など、自分と仕事との相性を確かめる機会にもなるでしょう。

主婦の方であれば、家事や育児に振り回されてなんとなく一日が過ぎているかもしれませんが、自分で仕事を選んで副業にチャレンジすれば、毎日にやりがいが生まれます。

ハンドメイドやアクセサリー作りなど、自分の趣味を生かせる副業もあります。
主婦業をしながら、本来自分がやりたかったことにチャレンジしていけば、将来の可能性を広げられるでしょう。

転職や起業の準備ができる

会社をやめるという決断は簡単にはできないものです。また、条件面だけを見て再就職をしてしまうと、やりがいを感じられず、転職を繰り返すことになるかもしれません。

一方、副業なら、本業の収入を保ちながらやりたい仕事の経験が積めてスキルアップができます。転職や起業をする際には、それを実績として示すこともできます。

主婦の方も、副業で経験を積んでスキルを上げれば、再就職や起業をする先に大きな武器になるでしょう。

副業を認める企業側にもメリットがある

副業というと、働く側にばかりメリットがあるように感じられますが、実は副業を認める企業側にも以下のようなメリットがあります。

  • 人材育成・労働者のスキルアップにつながる
  • 優秀な人材が確保でき、流出を抑止できる
  • 事業の拡大や経営資源の獲得につながる

ここからは、副業を認める企業側のメリットについて紹介していきます。

人材育成・労働者のスキルアップにつながる

企業が副業を認めると、副業をした労働者のスキルが高まり、本業にそのスキルが生かされるというメリットがあります。

また、本業をするだけでは得られない人脈や知識、視点などを労働者が身につければ、本業への還元も期待できます。

労働者がスキルアップすることで、企業全体が活気づき、士気が上がるでしょう。

優秀な人材の確保・流出の抑止

労働者不足が問題視されている昨今、企業としては経験のある優秀な人材の他社への流出を防ぎたいところです。

「副業禁止」としてしまうと、収入面や業務内容に不満がある労働者が離職してしまうかもしれませんが、企業が副業を認めることで、労働者の満足度が上がり、他社への人材流出の抑止につながります。

また、副業を許可している企業ということを公表すれば、「柔軟な働き方を認めてくれる企業」というイメージから、新しい優秀な人材の獲得にもつながります。

事業の拡大・経営資源の獲得にも

副業を認めることで、労働者が副業によって得た知識や人脈を企業に還元してくれるというメリットがあります。

新しい切り口からの意見や社内研修では得られない知識やスキルを持つ社員が増えれば、企業にとって事業拡大のチャンスとなります。

労働者が副業によって得た人脈から他の企業とコラボレーションをするなどという事業の広がりも期待できるでしょう。

副業をするデメリットはある?

ここまで、副業をするメリットをご紹介してきましたが、副業にはデメリットもあります。

副業を始めてから「しまった。こんなはずではなかった」「思っていたことと違った」ということがないように、副業の以下のようなデメリットも把握しておきましょう。

  • 本業や私生活とのワークバランスが崩れやすい
  • 雇用保険の手続きで副業がバレる、雇用保険の適用外になる

ここからは、副業を始める前に知っておきたい副業のデメリットを紹介していきます。

本業や私生活とのワークバランスを考える必要がある

副業をする際の一番のデメリットは「ワークバランスが崩れやすいこと」です。

本業に新しい仕事が加わることで、今までと時間の使い方が変わり、長時間労働や心身の疲労につながる場合があります。

既に働いている女性であれば、本業と副業の二つの仕事をこなすことに加えて、家事や子育てがあるため、副業を頑張りすぎるとほかに支障が出るかもしれません。


副業をする際は、一日のスケジュール管理やタスク管理をして、食事や睡眠、休息、体調管理などを疎かにしないように、余裕をもったスケジュールを組むことを意識しましょう

主婦の方であれば、これまで時間を使ってきた家事や子育てに支障が出るというデメリットがあります。

特にお子さんが小さい場合は、思うように子どもが寝てくれなかったり、急に体調を崩したりするため、時間を確保することが難しいかもしれません。
子どもが寝たあとの夜間に長時間仕事をして体調を崩すことがないようにしましょう。

  • 慣れるまでは仕事量を少なくする
  • スケジュールに柔軟性のある仕事を選ぶ
  • 子育て中のママに理解のある仕事先を選ぶ

などを、副業を始める前に考えておきましょう。

雇用保険等の適用対象外になる可能性も

副業をする際には、「雇用保険」についても知っておきましょう。

雇用保険とは、労働者が失業をした際に給付をする、労働者が生活の心配なく新たな仕事を探すことをあと押しする保険です。

正社員は雇用保険の加入が義務付けられていますが、非正規雇用労働者である派遣社員やパートタイマーの場合は、雇用保険法第6条により「1週間の所定労働時間が20時間以上の場合」「同じ職場で継続して31日間以上雇用される見込みがある」などの基準を満たした方のみ雇用保険の加入となります。

副業で20時間以上働いた場合、雇用保険の加入手続きが行われます。副業先の会社から雇用保険の資格取得届がハローワークに出されると、本業の会社への確認が行われるため、副業がバレる可能性があります。副業の会社に、雇用保険の資格取得手続きをしないように、伝えておきましょう。

また、本業を退職した場合に、副業の収入があると失業手当がもらえないことも頭に入れておきましょう。

主婦の方であれば、2つの会社で副業を行う場合、合算で「週20時間以上の労働」をしても、雇用保険の適用対象外になりますので注意しましょう。

副業を認める企業側にもデメリットはある

労働者が副業をすることによって企業側には以下のデメリットがあります。

  • 業務に支障をきたす可能性がある
  • 離職リスク
  • 企業の知的財産や情報の漏洩

どのようなデメリットがなのか、ひとつずつ見ていきましょう。

業務に支障をきたす可能性がある

副業は仕事を終えたあとの夜間や休日に行うことが多いため、労働者の睡眠不足や疲れがとれないことなどから生産性の低下が考えられます。

特に副業を始めたばかりのころは、副業が負担となり、労働者が本業に集中できなくなりミスが増えることがあります。

離職リスク

副業により労働者がスキルが上がると、企業に貢献してくれるようになる反面、キャリアアップのために転職をしたり、起業のために離職したりする可能性が出てきます。

経験のある優秀な人材が他社に流出する、離職してしまうというリスクがあるのです。

企業の知的財産や情報の漏洩

労働者が副業をする中で懸念されるのが、本業で知った機密情報や企業の情報の漏洩させてしまうことです。

企業の知的財産や情報を労働者がうっかり漏洩させないように、労働者が副業を始める前に、情報の取扱いについてしっかりと確認する必要があります。

副業のメリットを最大限に活かすためのポイント

ここまで、副業のメリット、デメリットについて両面を見てきました。それでは、副業のメリットを最大限に活かすにはどうしたらよいのでしょうか?

副業を始めてからワークバランスを崩したり、勤務先とトラブルになったりしないためのポイントは、

  • 本業と両立する仕事を選ぶ
  • 企業に所属している場合は就業規則の確認をする
  • 必要に応じて副業申請をおこなう

ことです。

それでは、副業のメリットを活かすポイントを解説していきます。

本業と両立できる仕事を選ぶ

夢を描いて副業を始めても、睡眠時間や休息の時間を割いて副業に時間をかけてしまうと、本業のパフォーマンスが落ちてしまいます。

本業への集中力が落ち、ミスをしないように、副業を選ぶ時には以下の点に注意しましょう。

  • 本業と副業にかけられる時間がどのくらいあるのかを考える
  • 副業の内容は、その時間内でできるものを選ぶ
  • スケジューリングをしっかりと行う

本業であれば、就業時間がある程度決まっていますが、副業では時間や体調などの自己管理が必要です。

時間の見通しを立てたうえで副業を選び、スケジューリングを行い、本業に支障をきたさないようにしましょう。

主婦の方も、家事や育児などにかかる時間を考慮し、無理のない仕事を選ぶようにしましょう。

企業に所属している場合は就業規則の確認が必須

企業に所属している方は、副業をスタートする前に勤務先が副業を許可しているか、会社の就業規則で確認しましょう。

仮に「副業OK」であっても、仕事内容や勤務条件についてルールを細かく定めている「副業ガイドライン」がある場合もあります。

事前に「就業規則」や「副業ガイドライン」で確認し、勤務先のルールにそった副業を選ぶようにすると、勤務先とのトラブルを避けられます。

必要に応じて副業申請をおこなう

勤務先が副業を許可している企業でも、事前に副業の申請手続きや上司への申告が必要な場合があります。

申請内容は、企業によって異なりますが、副業先の情報や雇用形態、勤務体系や副業をする理由などを記入するケースが多いようです。

副業を始めてから勤務先や上司とのトラブルが起こらないように、会社の就業規則を確認し、申請が義務づけられている場合は、漏れがないよう申請手続きをしましょう。

まとめ

女性・主婦が副業をするメリット・デメリットについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

女性や主婦が副業をすることには、

  • 収入が増える・経済的に自立できる
  • 自分自身のスキルアップやキャリアアップができる
  • 好きなことややりたいことへチャレンジできる
  • 転職や起業の準備ができる

などのメリットがありました。

不況が長期化しているこの時代、リストラや離婚、産休などの局面を乗り切るためにも、女性が副業をしながら「手に職」をつけて収入を増やし、経済的に自立していくことがオススメです。

自分自身の趣味や好きなこと、やりたいことを元に副業をすることで、スキルアップややりがいにつながります。

本業では得られない体験をすることで実績が積め、人脈が広がり、転職や起業の準備期間にもなります。
副業のデメリットも考慮したうえで副業選びをすれば、リスクも避けられるでしょう。

副業を楽しみながら収入やスキルを手にして、自分の人生をより豊かにしていきましょう。

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この記事を書いた人

石原 京子

埼玉県在住の校閲者・ライター。2児の母。 フリーランスの校閲者としてひとり孤独に在宅ワークをしていたある日、子どもが不登校に。多くの人に相談して立ち直れたことで、人とつながることの素晴らしさを知りました。その後出会った「在宅ワークだけど孤独じゃない、人とつながって楽しく働ける環境」の中で学び、ゆる~く楽しい在宅ワーカーに移行中です。

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