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在宅でできる副業図鑑

投資を副業にして在宅で稼ぐ!主婦におすすめの投資の種類とはじめ方【ETF・NISA】

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大島 季子
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今頑張っている現役世代の私たちの老後は、決して明るいとは言いきれません。
例えば、公的年金の受給年齢が上がるニュースや老後2000年問題など、不安になるような報道も日々目にしますよね。

最近では物価の上昇は気になりますし、教育費も実は年々上がっています。

だからこそ、国や会社に頼りすぎず、資産を自衛しよう!というと投資に興味を持つ方も増えています。

今回は、忙しい主婦ができる副業投資についてご紹介します。

副業における投資

投資に興味があるけれど、大損しそうで手が出せない、難しそうで自分には合わない、投資に回せるお金の余裕なんてない!
そう思ってなかなかスタートできない方もいらっしゃるでしょう。

実は、投資は本業や家事育児をしながらでも両立できる、とっても効率がよい副業のひとつ。
初心者向けの分かりやすい投資や、一度設定すればあとは「ほったらかしでOK!」のものもあります。

また、公務員や副業禁止の会社員などでも、資産運用である「投資」なら可能な場合も多いです。
(必ず、ご自身の就業規則などを確認してくださいね!)

主婦におすすめの投資の種類

今回ご紹介する、主婦の副業でできる投資10種はこちらです。

  • ETF
  • NISA
  • 株式投資
  • 投資信託
  • ロボアドバイザー
  • REIT
  • 不動産投資
  • 仮想通貨投資
  • FX
  • FX自動売買

みなさんは「投資」といったら思い浮かぶのは、こんなイメージでは?↓

“たくさんのモニターの前で、株価のチャートを見ながら、一日に何度も売り買いしている・・・”

こういった“プロのトレーダー”さんは、

  • 大きな金額を運用する(時には、車や家が買えるくらいの金額)
  • 大きなリターンを狙うために、リスクを取る
  • 株式市場や企業の研究など、膨大な知識と経験を持っている
  • ここぞという大勝負に出るメンタルがある

という方たちです。

一方で、私たち主婦は、

  • 夫との相談なしで大きなお金を動かすことは難しい(へそくりをためればOK!?)
  • 大損するのが一番怖いからリスクは取れない
  • 勉強や研究する時間はあまりかけられない

ではないでしょうか。

同じ「投資」といっても、その人によって合うスタイルは変わってきます。

主婦の副業投資なら、

  • リスクを低くできる
  • お小遣い程度の少額から始められる
  • 売り買いが楽で悩まなくてよい

というスタイルがお勧め。

今回ご紹介する投資10種のうち、ETF(イーティーエフ)やNISA(ニーサ)などリスクの低い積立投資、つみたてNISA枠でETFを買うなど節税効果の高い投資がこの主婦投資スタイルにピッタリです。

一方で、FXのような「少ない投資金額によって大きな取引を行う=レバレッジ」がかかるもの、不動産投資のような「空室リスク」があり、いい物件情報を手に入れる人脈や勉強時間が必要なもの。

会話 アイコン

これらはハードルが高く、多くの主婦の方には向かないでしょう。
(もちろん、合う方もいらっしゃいますよ)

自分に合うものを見極めてから、スタートしましょう。

ETF

主婦に合う投資法のひとつめは「ETF」(上場投資信託)です。

ETFは、投資商品の詰め合わせパックである「投資信託」とほぼ同じです。違いは、ETFは取引所に上場していて、投資信託は上場していないことです。

上場しているので、

  • 株式と同じように証券取引所で売買する
  • 価格が変動し、リアルタイムで売買できる
  • 日経平均株価のような指標に対しても投資できる

例えばTOPIXを買えば、東証一部の銘柄を全て買ったのと同じようなことになります。

ETFのメリット・分散投資ができる
・どの証券会社でも購入できる
・外国の株式や債券など、単体では買いにくい投資ができる
・憧れの会社にも少額から投資できる
・一般的に投資信託よりもコストが低い
ETFのデメリット・分配金を自動的に再投資する仕組みがない

NISA

「NISA(ニーサ)」は、投資の種類ではなく、国が作った「少額投資非課税制度」のことです。
より多くの人に「長期・積立・分散投資」を始めるきっかけにしてほしいと、2014年に始まりました。

毎年120万円までの投資で得た利益(分配金、譲渡益)が5年間非課税になります。
月10万円までの投資額なので、副業投資にマッチしますね。
通常投資で得た利益は約20%の税金がかかりますが、NISAによって非課税になるため、投資をするならぜひとも活用したい制度です。

(2023年で現行の制度は終了しますが、2024年から新生NISAがスタートします)

NISAで購入した金融商品は、預貯金や他の金融商品とは別の専用口座で管理します。
始めるには、証券会社でNISA専用口座を開設しましょう。
実は、NISA口座は一度開設すると1年間変更することができません。
どの金融機関(証券会社や銀行)でNISA口座を開設するかは重要です。

主婦向きは、手数料が安く、取り扱い商品が多いSBI証券や楽天証券などのネット証券です。

キャンペーンなどお得な期間もあるので、ぜひチェックしてみてください。

NISAのメリット・対象商品は、上場株式やETF、投資信託など幅広い
・年間120万円投資で得た利益は非課税になる
・5年の非課税期間を過ぎた後に、非課税枠を移管できる「ロールオーバー」が選べる
NISAのデメリット・5年の短期間で利益を出す必要がある

株式投資

株式投資は昔から人気の投資手法で、まさに王道です。上場企業の株式を、安い時に買い高くなったら売ったり、定期的に「配当金」や「株主優待」をもらったりして、利益を得ます。

自分の好きな企業や将来性がありそうな業界の企業など、お好みで企業を選んで投資します。株価は毎日変わるため、その企業の株価がどう変化するかを定期的にチェックする必要があります。

ちょっと手間はかかりますが、個別の企業に自分のお金を投資しているので、その企業への愛着が湧いたり、経営層の方針が気になったりと、利益だけでなく、ビジネスの知識や教養が身に付きます。奥が深いので、一生涯の趣味になるかもしれませんね。

株式投資のメリット・値上がり益を期待できる
・配当金や株主優待を得られる
・株主総会に参加して、企業の経営に意見できる
株式投資のデメリット・元本保証がない
・単元株を購入するにはある程度まとまった資金が必要になる
(1株から買える証券会社もある)
・必ずしも希望価格で売買できるとは限らない

投資信託

投資信託(ファンド)は、たくさんの投資家から集めたお金を、プロの運用者(ファンドマネージャー)が株式や債券などに、投資・運用するパッケージ商品。1つの投資信託を買うだけで、いろいろな国や会社に投資することができます。たくさんの投資家でお金を出し合う仕組みのため、株式投資とは違い、1万円程度の資金から始めることができるのも嬉しいですね。

また、株式投資のように副業のために日々細かくチェックするのが苦手、勉強する時間も取れない、という主婦の方にはチャレンジしやすいでしょう。もちろん、プロの運用といっても、損失が出るリスクはあります。どこに投資している投資信託なのか、商品の中身はしっかりチェックしてから購入しましょう。

投資信託のメリット・プロのファンドマネージャーが運用してくれる
・投資する国や商品が分散できる
・少額から運用できる
・種類が多い
投資信託のデメリット・一般的にETFよりはコストがかかる
・元本保証はない
・タイムリーに希望の価格で取引できない「ブラインド方式」

ロボアドバイザー

「投資はやっぱり難しそう」となかなか踏み出せない方にお勧めなのが、ロボアドバイザー(ロボアド)です。

ロボアドバイザーとは、私たちのかわりに自動で投資したり、運用を手伝ったりしてくれるサービスのこと。

それぞれのリスク許容度に合わせて、最適な資産の組み合わせを提案してくれる「アドバイス型」や、その組み合わせに合わせて運用自体までやってくれる「投資一任型」があります。購入したらおしまいではなく、運用しながら組み合わせのバランスが崩れたら調整までしてくれるので、忙しい主婦にぴったりのサービスですね。

ロボアドバイザーのメリット・知識がなくても始められる
・ほとんど手間がかからない
・コストが安い
・100円~10万円前後の少額から運用できる
ロボアドバイザーのデメリット・元本保証はない
・利益を出すのに時間がかかる
・NISAの対象にならない場合が多い

REIT

REIT(リート)は「不動産投資信託」と呼ばれ、投資家から集めた資金で不動産投資をし、そこから得られる賃貸収入や売却益から配当金が得られる投資です。REITを通じて、憧れの「大家さん」になれちゃいます。

不動産といっても、「REIT」は証券会社から購入します。少額の資金から不動産投資が手軽に行えるという点、管理の手間がほぼないという点、分散投資でリスク分散できる点や、REITの価格も変動するので運用以外でも利益が得られる可能性があります。

RIETのメリット・比較的安定した配当が得られる
・様々な物件に投資することができる
・少額から投資できる
・物件の維持や管理をしなくてよい
・証券市場で売り買いするので、不動産投資に比べて売りやすい
RIETのデメリット・元本割れのリスクがある
・運営元の倒産や上場廃止リスクがある
・自然災害の影響を受ける可能性がある

不動産投資

「不動産投資」は、投資した不動産を貸して、毎月の家賃収入を得ることや不動産の売却で利益を得る投資です。他の投資に比べて、元手が大きく、長期的な投資になります。一方でローンを受けることができると、持っている資金にレバレッジを効かせて効率的な投資をすることができます。

不動産投資のメリット・居住者がいる限り、安定して賃料収入が得られる
・他の投資と比較して大きな利益を狙える
・ローンを組むことができる
不動産投資のデメリット・初期投資が高額になりがち
・初心者には投資先の選別が難しい
・利益が出るまでの期間が長い

仮想通貨投資

仮想通貨投資は、「ネット上で流通する、通貨のような機能を持つ電子データ」への投資です。円やドルのように、国やその中央銀行によって発行された、「法定通貨」とは違い、価格が変動します。有名なのはビットコインやイーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップル、ライトコインなどなど・・・現在、5,000以上あると言われ、これからますます取引量が増加する見込みです。

仮想通貨は、スマホにアプリを入れて簡単に始められ、取引がいつでもできます。他の投資に比べて、価格変動が大きいのが特徴です。ちょこちょことスキマ時間に取引している人も多いです。

「草コイン」と呼ばれるほとんど価値がないコインを理解しないまま購入してしまい、お金が戻ってこないという詐欺事例も多く報告されています。自分が投資するコインの内容をよくチェックして投資しましょう。

仮想通貨のメリット・土日祝日を含む原則24時間365日好きな時に取引ができる
・「億り人」を生み出すほど、莫大な利益を得ることも。
仮想通貨のデメリット・価格変動が大きいので、損失幅が大きくなりがち
・「草コイン」などで詐欺案件があるので注意する

FX

FXは「外国為替証拠金取引」のこと、ドルやユーロなどを交換・売買し、その価格や金利の差で稼げる投資商品です。FXという呼び名は「Foreign eXchange」=外国為替の略に由来しています。

外貨預金は手持ちの範囲でしか取引できませんが、FXは所有金額の10倍までの金額で取引でき、少額から始めることができます。

通貨ペアを選ぶだけなので、勉強時間や迷う時間は少なくて済むのも副業向きです。手数料が低く、メジャーな米ドル/円がおすすめです。

FXのメリット・レバレッジによって、少ない資金で大きな金額の取引ができる
・スワップポイントがを毎日もらえる
・平日のほぼ24時間取引ができる
FXのデメリット・レバレッジによっては大きな損益が出る可能性がある
・寝ている時間に為替レートが急変するリスクがある

FX自動売買

「FXに興味があるけど、うまくできるか不安…」と感じている人も多いでしょう。そんな方は、FX自動売買に取り組んでみるのはいかがでしょう。

「FX自動売買」とは、あらかじめ決められた一定の取引ルール(アルゴリズム)に従って、機械が自動で行うFX取引のことです。たとえば、「毎日、午前8時に米ドル/円を買う」というルールを設定すると、その通りに取引してくれます。手間がかからず、チャートに張り付かなくてよいのが特徴です。

FX自動売買のメリット・自分で悩む必要がない
・こまめなチェックをしなくても売買のチャンスを逃しにくい
・知識や経験がなくてもよい
FX自動売買のデメリット・相場の大きな変動があっても臨機応変に対応できない
・システムによっては難しい

投資の副業のはじめ方

自分に合いそうな投資の種類が分かったら、さっそく副業投資を始めていきましょう。

今回は、株式投資をはじめとした証券会社を通して行う投資のやり方をご紹介します。

  1. 投資の資金を準備する
  2. 証券会社の口座を開設する
  3. 証券会社の口座に入金をする
  4. 銘柄を選ぶ
  5. タイミングを見て株を売却する

STEP1.投資の資金を準備する

投資するには、「元本」が必要です。ただ、株式投資は最低5万円程度から始められますし、投資信託やFXならもっと安い商品もあります。

節約したり、毎月貯金していたものの一部を投資に回したりして、お小遣い気分でやってみてくださいね。

STEP2.証券会社の口座を開設する

株式投資を始めるには「証券口座」を開設しましょう。証券口座は資金の保管場所・購入した株などの有価証券の保管場所となっています。

▼証券口座を開設する手順

  • 口座開設を申し込む
  • 本人確認書類・マイナンバーの提出
  • 必要事項の入力
  • 必要書類の受け取り
  • 書類の確認

STEP3.証券会社の口座に入金をする

証券口座が開設できたら、いよいよ口座に資金を入金します。
オンラインで入金できる証券会社も多いので、手間もかかりません。

うっかり口座にお金を入れ忘れていると、購入したい株があっても、買うチャンスを逃してしまいます。
個別株、投資信託など、買う商品に迷っていても、入金は先にやってしまいましょう。

STEP4.銘柄を選ぶ

いよいよ、銘柄選びです。

▼銘柄の選び方

  • 身近な業界や会社の株式を探してみる
  • 成長性があり、これから株価が伸びそうな会社

例えば、ブームになりそうな商品やサービスを持っていたり、これから新規事業を行ったりする会社

  • 本来の力に比べて、株価が割安な会社

PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などの指標をチェックする。

どちらも数値が低いほうが割安です。

STEP5.タイミングを見て株を売却する

株式投資は、買う時以上に売るタイミングの判断が難しいと言われます。
ここで決めておきたいのは自分なりのルールです。

損益ともに10%を超えたら売却する、などのルールを決めておくと、感情に振り回されて判断を誤ることが減ります。

初心者は負けないようにするのが鉄則。
まずは損も儲けも少しずつから始めて、慣れてきたら徐々に投資額を増やしたり、売却タイミングの様子を見たりしましょう。

投資を副業にするメリット

ここからは投資を副業にするメリットを見ていきます。主に4つあります。

  • 少額からでもスタートできる
  • 年齢・性別・定年などを気にせずできる
  • 非課税制度が利用できる
  • リターンに期待ができる

少額からでもスタートできる

株式投資は株価・単元株数(取引できる最低数の単位)が決まっているため、通常の取引であれば安くても数万円から数十万円が必要です。
しかし、最近では1株からでも購入できる証券会社も登場し、スマホひとつあれば数百円からの取引もできるようになりました。

手数料もネット証券を中心に安くなっていたり、ポイントが投資に使えたりなど、初心者でも始めやすいサービスが増えています。

年齢・性別・定年などを気にせずできる

投資副業には、定年退職がありません。
逆に、投資経験が長くなるほど、知識や経験が積まれて投資上手になっていくでしょう。

体力は使わないので、年齢や性別は関係ありませんし、日々の情報収集で、政治経済の動向にキャッチアップできるので、ちょうどよい“脳トレ”にもなるかもしれませんね。

非課税制度が利用できる

もともと株式投資の収益は、他の所得とは切り離される「分離課税」で、税率は一律約20%です。

所得税のような累進税ではないため、収益額が大きくなるほど税制上のメリットも大きくなります。
また、損失が出ても、3年間は損を繰り越せる「損益通算」が出来るため、翌年以降の課税額を減らすこともできます。

税制上でも非課税になる有利な制度が充実しています。
NISA・つみたてNISAなど、毎年の投資収益の一部を非課税にできるので少額で運用したい方に向いています。

また、個人型確定拠出年金(通称iDeCo)もぜひ使いたい制度です。

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原則60歳になるまで引き出せない縛りはありますが、

拠出時メリット(住民税と所得税が軽減できる)
運用メリット(収益がすべて非課税)
受け取り時メリット(退職金や年金として控除可能)

と3度おいしい制度になっています。

一部の会社員を除いて専業主婦なども利用できます。

リターンに期待ができる

個別で購入する株式は、基本的にはハイリスク・ハイリターンです。
その企業の業績によっては、購入時の2倍、3倍になることもあります。
特に、企業の決算発表時期は、株価の変動が大きくなりやすく、高く売れるチャンスでもあります。

また、上場前の株を取得して上場後に売却する「IPO投資」は、上場直後株価は公募価格(新規上場株式の販売価格)よりも高くなることが多いです。

会話 アイコン

ローリスクハイリターンが狙える投資方法です。

ただし、多くの投資家が購入を希望するため、証券会社が購入権の抽選を行います。

当選倍率は1-2%と言われ、なかなか当選しません。

投資を副業にするデメリット・注意点

続いて、投資を副業にするデメリットを見ていきましょう。デメリットは主に4つあります。

  • 投資の種類によってはリスクが大きい
  • 好きなタイミングで売買できないケースも
  • 正しい情報や知識が必要となる
  • 家事や育児に支障が出ないようにする

投資の種類によってはリスクが大きい

投資商品には、リスクが必ずあります。

ここでの「リスク」とは、私たちが日常使う「危険なこと」という意味よりは、「得られる利益=リターンの振れ幅」になります。
だから、「リスクが大きい」というのは、「大きな利益が得られるかもしれないし、その分大きな損失も出るかもしれない」ことを表します。

投資種類によっては、ハイリスクとなるものもあります。

例えば、レバレッジをかけられるFXや価格変動が大きい仮想通貨、空室リスクのある不動産など。

会話 アイコン

それぞれの投資商品の特徴を踏まえて、リスクを許容できる額の投資に抑える、いろいろな投資商品を組み合わせてリスクを分散させる、などの工夫で乗り切りましょう。

リスクとリターンは比例するので、「ローリスクだけど、ハイリターン」という投資は残念ながら基本的にはありません。
もしそのように謳われている商品があれば、なぜかをしっかりと確認してくださいね。

好きなタイミングで売買できないケースも

株式売買ができる時間帯は、証券取引所によって決まっています。

副業でやる場合、日中働いているタイミングで売買できないこともあるでしょう。
それ以外にも、売買が難しくなるケースは以下です。

▼売買が困難なケース

  • 自分が売りたいと思っている価格で購入を希望する人がいない
  • システムのトラブルにより、売買ができない
  • 大量の注文がすでに入っており、自分の注文がなかなか処理されない

正しい情報や知識が必要となる

今や書籍でもインターネットでも、投資に関する情報はあふれています。
Youtubeなど無料で学べることも多くあります。

一方で、投資にはいろいろなスタイルがあるため、多すぎる情報を消化しきれない、決断できない可能性もあります。

周りに流されて買ってしまったけど、すぐに株価が下がって含み損を抱えてしまった・・・ということもよくあります。

会話 アイコン

投資は自己責任の世界。やはり正しい知識を身に着けていくほうが、成功するには早道になります。

家事や育児に支障が出ないようにする

今はスマホでいつでも売買できるようになっています。

そのため、のめり込むとずっとスマホ画面に張り付き、一日何度も証券会社のサイトにログイン、そして株価に一喜一憂して、他のことが手につかない・・・ということも起こりがちです。

チャートを見るのは1日1回にするなど、家事や育児に支障が出ない範囲にしましょう。

あくまで副業と割り切って、ほったらかしでOKのスタンスで付き合いたいですね。

投資を副業にする際の確定申告

副業をしているからといって必ずしも確定申告しなければいけないわけではありません。

ただし、副業収入で得た所得が20万円を超える場合には、所得税や復興特別所得税の確定申告が必要になります。

ここのセクションでは、投資を副業にする際の確定申告について

  • 所得税の確定申告の概要について
  • 確定申告を行う必要があるケースは?

について解説します。 

所得税の確定申告

確定申告とは、「1月から12月の1年間の「利益」や「所得」を申告し、利益にかかる税金を納める手続き」のことです。
もし、先払いの予定納税で納めすぎた税金があれば、その還付を受けることもできます。

一般的にはサラリーマンは会社の給与から源泉徴収されているため、確定申告は必要ありませんが、副業投資をしているなら必要になる場合もあります。
確定申告書の提出期間は、毎年2月16日~3月15日までの1か月間が原則となっています。

期間を過ぎないように気を付けてくださいね。

なお、確定申告に使う、投資の「儲け(所得)」とは、確定した利益(マイナスの場合は確定した損失)のみを指します。
株価変動などによる「含み益」や「含み損」は、確定申告の所得としては扱われないので安心くださいね。

■参考■

国税庁 – 令和2年分 確定申告に関する情報の総合窓口 確定申告特集

確定申告を行う必要があるケースは?

副業投資で利益を得たからといって、必ずしも全員が確定申告をしなければいけないわけではありません。

どのような場合に確定申告を行う必要があるのかを見てみましょう。国税庁HPより

▼給与所得がある(例:会社員、公務員、パート・アルバイトなど)

  • 給与を1か所から受けていて、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円を超える
  • 給与を2か所以上から受けていて、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)との合計額が20万円を超える

※給与所得の収入金額の合計額から、所得控除の合計額(雑損控除、医療費控除、寄附金控除および基礎控除を除く)を差し引いた残りの金額が150万円以下で、さらに各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円以下の場合は、申告は不要です。

▼給与所得がない場合(例:フリーランス、専業で行っている農業・漁業、自営業、自由業など)

  • 各種の所得の合計額(譲渡所得や山林所得を含む)から、所得控除を差し引いて、課税される所得金額を求めます。

課税される所得金額に所得税の税率を乗じて、所得税額を求めます。

所得税額から、配当控除額を差し引きます。

※公的年金等の収入金額が400万円以下であり、かつ、公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下である場合には、所得税及び復興特別所得税の確定申告は必要ありません。

■参考■

国税庁 – 基礎控除(所得税法第86条)

税務署 – 令和2年度 所得税の改正のあらまし

まとめ

いかがでしたか?忙しい主婦でも、お小遣い気分で副業投資を始められる環境はずいぶん整ってきました。

2022年は世界情勢の変化から、相場の先行き不透明ではありますが、これまでの歴史を見ても投資はやっておいたほうがオトクです。
少額からコツコツと積み立て、リスクを分散した投資に慣れていきたいですね。

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この記事を書いた人

大島 季子

広島在住のマーケティング・企画コンサル。 ビールと飲み会好きが高じて新卒からビール会社に入り、スーパーや飲食店営業、マーケティングを経験。 第3子育休中に中小企業診断士を取得して次のステージに進みたいと退職・Uターン・独立。 WEBマーケを知ったらもっとお客さんに貢献できるに違いないと思い、人とサービスを結び付ける広告や言葉の奥深さにすっかりはまってます。 休日はもっぱら少年野球の応援。

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