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WEBデザイナーは広告デザインでもっと稼げる!WEBデザインの仕事を解説します

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鈴木恵理
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はじめに

広告デザイン_01

この記事は、デザインに興味がある、デザインの仕事をしたい、すでにデザインの仕事をしているけどもっと稼ぎたい!という方に向けて、WEBデザイナーのお仕事を解説します。

また、デザインに興味がある方は、WEBデザインや広告デザインという言葉を聞いたことがあるかもしれません。実は、この2つの具体的な違いがわかっていると、お仕事の幅が広がって、もっと稼げるようになりますよ。

だから、マーケティングに関わる人や、これからデザインの仕事をしたいと考えている人向けに、WEBデザインと広告デザインの違いも解説していきます。

WEBデザインって?

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WEBデザインとは、WEBサイト上に表示されるページの見た目に関わるデザインのことです。

大きな部分で言えば、WEBサイトのテーマに合わせたWEBサイト全体のデザイン、それぞれのページのデザインなど。背景やタイトル、文字の色などのほか、ページで使われる図版やイラストなどもWEBデザインに含まれます。

また、小さな部分で言えば、WEBサイト上のボタンの色や形、商品やサービス、キャンペーン告知などのバナーデザインもWEBデザインです。

その中でも、販売に関わるページ(LP:ランディングページ)や、WEB広告に使うバナーなどのデザインは、広告デザインとも呼ばれるのです。

◆WEBデザインと広告デザインの領域図

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こちらの図からも、WEBサイトだけでなく、広告デザインの領域にも対応することで、仕事の幅が広がることがわかりますよね。

会話 アイコン

私の本業はセールスコピーライターなので、WEBデザインから広告デザインまで、様々な文章を書いています。

デザイナーさんにお仕事を依頼することも多いのですが、時々「紙の媒体しかやったことありません」と仰る方もいます。「WEBにも対応できれば、色々お願いできるのにもったいないなぁ」と感じることがあります。

WEBデザインの種類

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ここからはもう少し、詳しくみていきましょう。WEBデザインには、大きく分けると、コーポレートサイトとサービスサイトの2種類があります。

コーポレートサイト

ひとつはコーポレートサイトで、企業の情報を伝えるためのWEBサイトです。企業の事業内容や理念、所在地、経営者など基本的な事項のほか、プレスリリース、投資家向けのIR情報などを掲載します。

社会や業務提携先、投資家を意識して、経営企画や広報といった部署が制作を担当するのです。

その企業の在り方や社会的な責任などにも言及しているため、信頼や安心を与えるデザインが好まれます。

サービスサイト

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もうひとつはサービスサイトで、企業が提供しているサービスや商品の情報やキャンペーンなど最新の情報を掲載。消費者を意識して、マーケティングや営業の部署が制作に関わります。

商品・サービスの内容やブランディングとも関係し、ターゲット顧客に応じたデザインが求められる広告デザインの領域でもあります。そのため、デザインのバリエーションに幅広く対応できるWEBデザイナーが活躍できるといえるでしょう。

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デザイナーによって、「コーポレートサイトが得意」、「サービスサイトが得意」といったように得意分野を持っている方もいます。
コーポレートサイトは半年から1年ほどの長い時間をかけて作ります。しかし、サービスサイトは2、3ヶ月ほどの短い時間で作り、公開してからも消費者の反応を見て、変更していくといった特徴も。
<p>こういった制作サイクルの違いからも、サービスサイトの制作案件のほうが、仕事としては確実に多いのです。

WEBデザインと広告デザインの違い

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WEBデザインと広告デザインについて、具体的な成果物やデザインの在り方をお伝えしてきました。

ここではWEBサイトと広告のデザインの2つの大きな違いである、「目的」と「制作のプロセス」について解説します。デザイナーとして活躍したいと考える方には、しっかり理解しておきたいポイントです。

目的

コーポレートサイトに代表されるように、WEBサイトの目的は、企業に関する基本情報を伝え、認知やイメージの向上を図ること。これを企業ブランディングと言います。

そして広告デザインの目的は、商品・サービスの販売を促進し、売上を上げること。新商品の発売やキャンペーン実施に合わせて、新しいページが制作されます。

大企業がコーポレートサイトの他に、商品・サービス毎に専用のWEBサイトを制作しているのは、目的が違うからなのです。

依頼されたページがWEBデザインなのか広告デザインなのか、しっかり理解して仕事を進めないと、クライアントの想定した結果を得ることはできません。

制作のプロセス

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WEBサイトの制作プロセスは、企業の伝えたいことや企業イメージをどう伝えるかを考えることから始まります。そのため、企業担当者の想いを引き出し、イメージ通りのデザインに仕上げられるかが、デザイナーの腕の見せどころです。

ブランディングの担当者や、広告代理店も介在するなど、中長期のプロジェクトになることも珍しくありません。

一方、広告デザインの場合は、商品・サービスのターゲットに興味関心を持ってもらい、購買に繋げなければなりません。ターゲットを調査し、理解した上で、デザインを提案することが求められます。

デザインに加えて、マーケティングの知識や、広告の反応をみて改善をしていく分析力もあると良いでしょう。

広告デザインの種類

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広告デザインは、サービスサイトで使われることを紹介しました。ここでは代表的な広告デザインである、ランディングページ(LP)と広告バナーの2種類を解説していきます。

ランディングページ(LP)

冒頭でも少しだけ触れましたが、ランディングページとは、商品やサービスの販売に関わるページで、下記のようなパターンがあります。皆さんも、美容液やサプリなどの商品を購入するときに、縦に長いWEBページをご覧になったことがあるでしょう。

LPのパターン内容
商品・サービスの購入ページ商品・サービスの特徴や、誰にどのような効果があるのか、購入時の特典、価格、決済方法などを記載。
資料請求やセミナー申込みのページ商品・サービスに関する資料請求や、体験会やセミナー、相談会などに申し込めることを記載。
メルマガやLINEなどの登録ページ商品・サービスについて、より詳しい情報を提供するために、メールアドレスやLINEを登録するよう記載。登録特典があることも。

商品・サービスに関心の高いお客様は、すぐに購入しますが、「ちょっといいかも」くらいのお客様は、すぐには購入してくれません。

ランディングページを作ることで、企業は興味を持ったお客様に対して、さらなる情報を提供する機会を作り、購買意欲を高めていくことが出来るのです。

広告バナー

広告バナーとは、WEBサイトに掲載する小さな広告のことです。パッと見て、商品・サービスに興味を持ってもらえるよう、キャッチコピーを作り、それに合わせて、写真やイラスト、文字の配置や色味などを工夫してデザインを作ります。

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ライターの文章を生かすも殺すも、WEBデザイナーの腕次第と言っても過言ではないほど、WEBデザイナーの腕の見せどころです。

広告バナーとランディングページは密接に関係している

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、広告バナーとランディングページは密接な関係にあります。

それは、広告バナーをクリックした先が、ランディングページになるからです。

また、高額の商品になると、必ずランディングページを複数制作します。そして、下図のように広告バナーから、LPに誘導。メルマガやLINEを登録し、その結果送られてきたメルマガやLINEによって、体験会や資料請求を申し込んだり、商品・サービスを購入したりするのです。

【広告バナーとランディングページ(LP)の関係図】

この流れを理解していれば、LPのデザインを依頼されたときに、広告用のバナーや他のLPを作る提案もできるようになり、重宝されますよ。

広告デザインのPDCAについて

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広告デザインの善し悪しは、デザインの完成度ではなく、広告の反応率で評価されます。広告の反応率は、コンバージョン率とも呼ばれ、広告の表示された回数に対して、何人がクリックをしたのか?という割合のこと。

この反応率を改善するために、マーケティングの担当者や広告運用者がPDCAを回すなかで、広告デザインの変更が発生することがあります。

広告デザインに取り組むのであれば、担当した広告の反応率や、商品・サービスの売上を把握し、効果を検証するクセをつけましょう。次のクライアントに実績をアピールするときにも使えますよ。

効果検証する時のポイントは、訴求内容、オファー、デザインの3つです。

訴求内容

訴求内容とは、ターゲットへのアプローチ方法です。商品・サービスを利用するときのターゲットの心情を考えて、適切なアプローチを検討します。

例えば、ダイエットのサプリの場合、スリムな女性の写真とポジティブな表現のアプローチと、太った女性の写真とネガティブな表現のアプローチを検討。予算があれば複数パターンを制作して、反応を比較します。

オファー

オファーとは、ターゲットの購買意欲を促進する重要な要素のこと。価格や限定性、権威性など、商品・サービスの特性とターゲットによって決めます。

【ダイエットサプリのオファー例】

価格初回70%オフ、3ヶ月で効果がなければ全額返金
限定性先着30名様にもう1本プレゼント
権威性XX大学医学部XX教授が推薦、累計1,000万個突破

デザイン

デザインには様々な要素が関連してきます。全体やキャッチコピーの色味やレイアウトはもちろんのこと、アイキャッチに写真やイラスト、図版を使うのか、文字だけにするのかなど。

自社、他社の事例も比較検討し、より効果の高そうなものから制作します。

WEBデザイナーになるには

WEBデザイナーは資格も不要で、独学でも始められる仕事です。特に広告バナーの場合は、無料のデザインツールを使って誰でも簡単に作れてしまうため、初心者でもOKの案件から取り組むとよいでしょう。

しかし、それでは単価が安く、稼げるようにはなりません。WEBデザイナーとして稼いでいこうと考える方は、広告バナーで実績を作りながら、WEBデザイン、WEBの仕組みやマーケティングの知識を、講座や動画で学びましょう。

講座の選び方は、こちらの記事をご覧ください。

WEBデザイナーの今後

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2021年にWEB広告費がマス広告費(テレビ、新聞、ラジオ、雑誌)を上回り、広告業界でもインターネット広告は右肩上がりで推移。

広告で集客できるか否かは、売上に直結します。WEB広告デザインは、その集客に貢献できるスキルなので、今後も広告デザインの視点を取り入れたWEBデザイナーの需要は、増えていくでしょう

会話 アイコン

広告デザインのできるデザイナーさんで、実績のある方は案件が途切れません。
私も、私のライター仲間も、「いいデザイナーさんいないかな?」と常に探しています。

まとめ

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WEBデザインと広告デザインの違いは、理解していただけましたでしょうか?WEBデザイナーに興味を持った方は、ぜひ、一歩を踏み出してみてください。

いつか「この記事を読みました!」という方と、一緒にお仕事ができたら、嬉しいです。

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この記事を書いた人

鈴木恵理

東京都在住のセールスコピーライターです。美術館や映画館のソロ活動が好き。 電機メーカーを退職して、専業主婦になり2児を出産。世の中から取り残された気分のときに、もっと社会と関わっていたい、こども達に働く母の背中を見せたい、との想いでフリーランスとして再出発。 「楽しく生きる」をモットーに、楽しく生きる人を増やそうと、FP(ファイナンシャル・プランナー)を取得。役立つ情報をわかりやすく発信中。

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