今回は、年齢を重ねても重宝されるスキルについてお伝えします。
もしかして、あなたは「若い人材が求められる」と思っていますか?
確かに採用では年齢の若さはメリットの一つです。
というイメージが、若い人にはありますよね。
特に、日本人は、若いほうがいいと思っている傾向の人が多い気がします。
でも、年齢を重ねることが強みになるスキルはいくつも存在します。
体力が不要で、長時間労働ではなくて、知識が積み重なる、そんなスキルをお伝えします。
私たちの会社のクライアントは、20代〜60代以降と、年齢層が幅広いです。
クライアント数百社の方とお付き合いをしていると、年齢を重ねているからこそ「求められてる」スキルがあると感じています。
例えば、ウェブデザイナーのスキルを例にお伝えしますと、
20代の頃(今から約20年前)に、私はウェブデザインの仕事をやっていたのですが、この仕事はスキルを追い求めなくてはいけない職種です。
流行りや手法が変わることも度々あり、デザインも不変なものはなく、ずっと勉強していく必要があります。
育児で現場から離れた時、
というように、自分が浦島太郎状態になって、置いてけぼりになるんじゃないかと悩んでた時がありました。
また、修正の数だけ作業が発生するので、自分のスキルが向上しないと、作業時間がかかります。
また、年齢を重ねると、目が疲れるし、見づらいので、このまま60歳まで働けるのかなと思ったこともあります。
だからこそ、年齢を重ねることで
そんな仕事って何なんだろと考え、その観点で今回5つのスキルをご紹介します。
体力を考慮したうえで、オンラインに特化したものになります。
40代を超えてくると女性ホルモンが下がるからか、体力がもたない、体調が悪い時などが度々あると思います。
ホルモンの低下の影響なのか、PMSでイライラするということも。
子どもの反抗期と自分の更年期が同時にやってきてたとして、できる仕事って何だろうって考えていました。
文章を書く仕事、
大抵は納期が決まっていることが多く、自分でペースを決めて書けるという利点があります。
書けば書くほど上手になるので、効率も良くなります。
自分の知的好奇心と知識の欲求を満たしてくれ、書くことによってどんどん上達します。今始めた人より、10年前に初めて、ずっとやり続けてる人の方がスキルは高いですし、重宝されます。
コンサルタントにも
など色々ありますが、関わってる人数が多ければ多いほど、アドバイスに深みが出てきます。
それは、経験値により、成功法則が見えてくるからです。
経営コンサルタント1年目より、10年目の方がより深いアドバイスができ、年齢を重ねることで知識が増える仕事といえます。
あと、「自分より若い子に指図されたくない」という年配の方もいますよね。
年齢を重ねて落ち着いて話せるようになると、「このタイプの人はこういう接すると、伝わる」など、色々シミュレーションができます。
コンサルタントも年齢を重ねるたびに経験が活きてくるお仕事です。
「コーチング」ってもしかしたら聞き慣れないという人もいるかもしれませんね。
目標を決め、ゴールに向かって頑張るために助言やアドバイスをするのではなく、道標を作ってあげる役割を担います。
など、質問することで、相手の心の奥にヒットし、自分でも気付かなかったことが分かるようになってくるんです。
相手の心奥を導き出すお手伝いもする時の質問力は、やっぱり年齢を重ねて経験を積んだからこそ。
ツボを見つけるのがうまく、やる気を引き出すことに長けています。
アシストするスキルは、年齢を重ねれば重ねるほど深みが出てくるので、コーチングもすごくお勧めです。
私もやっている広告プランナーです。
私は広告プランナーとして仕事を始めて7年になります。
続けられているのは、やればやるほど知識が増え、データとして蓄積されているからです。
パターンっていうのが見えてくるんですよね。
こういうジャンルは、こうすればうまくいくっていう確率論で分かってくるので、成功しやすくなってきます。
「絶対にこれが当たる」みたいなことは、世の中の広告プランナー、誰一人分からないと思いますが、
「Aをやって、こうなったら次のBをしよう」
「プランBがうまくいかなかったらプランCをどうしよう」と考えられるようになってきます。
コツコツ改善すれば、成功に導くことができるようになります。
これも全て経験があるからで、広告運用を積み重ね、データ量が多ければ多いほど有利になると感じています。
何かを教えること、アドバイスをする講師、先生も年齢を重ねることで深みが増してきます。
若い人ももちろんいいと思いますが、経験と年齢を重ねて、幅広い世代の人に教えることができるようになると感じます。
私は先生業をされている方の広告運用に関わることが多いのですが、その先生の年齢の+-10歳ぐらいの人が生徒になる傾向にあります。
若い時は若い時ならではの行動力がある教え方をすればいいと思います。
40〜50代になった時は、30代の頃の辛さも記憶に残っているので、30代の方のアドバイスができます。
自分と同世代だと、寄り添いながら相談に乗ることもできます。
年齢を重ねるたびにお客様は変わってくるので、その年に合った教え方ができるようになってきます。
年齢を重ねて、経験を積むことで強みが増す5つのスキル、
定年になった後でもできますし、生涯のお仕事にもなります。
今、「人生百年時代」と言われていますが、100歳まで生きる人が増えるなかで、定年して40年間やることがないのは結構怖いです。確実に暇ですし。
ぜひ、生涯のお仕事を探してみてください。
この記事を書いた人
野川 ともみ
みんなのチーアップ体験談をご紹介!