「英語を使った副業で収入を増やしたい。でも、仕事や家事も忙しいし、自分の英語力でできる仕事にはどんなものがあるんだろう?」と考えていませんか?
それなら「在宅×英語」の仕事がオススメ!
普通の在宅ワークより報酬は高めで、自分のペースで進められるものも多く、忙しい生活の中でも効率良く稼ぐことができます。
この記事では、スキマ時間にさくっと収入アップできる仕事12種類を探し方と合わせてご紹介します。
すぐに仕事を見つける方法が知りたい方は「仕事を見つける方法は?」、仕事紹介が見たい方は、「読み書きが中心 - こつこつマイペースに仕事したいあなたにおすすめ3選」項目から読んでみてくださいね。
在宅でできる英語を使った副業おすすめ12選と仕事の探し方|時間や英語力に合わせて高収入が狙える!
副業や在宅ワークが未経験という方は特に、まず自分の働く条件をはっきりさせておくことが大切です。
本業と違って自由度が高いだけに「何のためにやってるんだっけ?」「こんなはずじゃなかった!」ということにもなりがち。
求人検索の前に少しだけ立ち止まって、考えてみてくださいね。
まず考えたいのは「副業の目的」です。自分の目的に対して「英語」を使う意味があれば、働くモチベーションがキープできると思いますよ。
あなたの目的は…
さくっと稼げる「英語×在宅×副業」の仕事ですが、ゼロから始めるならそれなりの収入になるのに数か月はかかるかもしれません。
途中で心が折れないためにも、自分の生活の中に無理なく組み込める条件を考えてみましょう。
次に、自分の英語力やそれ以外のスキルの棚卸しもしておきましょう。
マッチングしやすい仕事が見えるようになりますし、仕事を受けてから「できなかった!」なんて最悪の状況も避けることができます。
必ずしも「英語」という観点だけではなく、これまでの社会経験やプライベートの趣味も活かせる場面があるかもしれません。
たとえば、こんなポイントで考えてみては?
棚卸ししたポイントは、仕事を受けるためのプロフィールや名刺代わりにもなりますので、ぜひどこかに書き残しておいてくださいね!
働く目的や条件がはっきりしたところで、いよいよ仕事を探してみましょう!
英語を使った在宅ワークを探すのにおすすめのサイトを5つのカテゴリ別にご紹介します。
週3日や1日4時間など、ある程度まとまった時間を副業に割きたいと考えているなら、求人サイトがおすすめです。
「アルバイト・パート」「業務委託」のカテゴリには「シフト自由」「週2・3日からOK」の英語を使った在宅ワークも大量に掲載されていますよ。
スキマ時間でマイペースに取り組める仕事を探すなら、「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングを見てみてください。
数分で終わるタスクから数日かかる案件まで、「英語」というキーワードで検索すると100件以上の案件がヒットします。
競争率が高いので、最初に考えた「目的」や「生活スタイル」に合った仕事にどんどん応募してみましょう!
英語を教える仕事なら、「ストアカ」「ココナラ」「タイムチケット」といったマッチングサイトで、30分〇〇円~など自分でパッケージを作って出品することもできます。
オンライン英語教師や英語学習に特化したマッチングサイトでは、早朝や深夜など自分の条件に合った案件が探せますよ。
今回は固定報酬で時給1,000円以下になりそうなサイトは除外しました。
調べた中での最低額はトレーニング中の報酬300円/60分×10レッスン。
途中で心が折れそうです(-_-;)
英語力に自信がある方は、高いスキルを活かして通訳・翻訳にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
プロ通訳者・翻訳者として認められれば、他の仕事とは1ケタ違う高収入が得られる可能性が高い方法です。
登録にはスキルチェックがあります。
将来的には目指したい!という方も自分の今の立ち位置を知るためにトライしてみてもいいかもしれませんね。
自分が経験してきた英語学習法を「発信して稼ぐ」方法もあります。
顔出しNGでも、声だけの動画や、noteでは文字や画像だけの有料記事を作って販売することができますよ。
動画や記事を作り切るまでの時間や労力は少しかかりますが、学習法はそれほど流行があるわけではないので、ストックを増やしていき、長く細く稼ぐことを目指しましょう!
せっかく英語ができるなら、国内だけでなく海外のクラウドソーシングやマッチングサイトを使ってみるのはいかがでしょう?
クライアントとのやりとりも、自分のプロフィールも全て英語なので、ハードルが高い分ライバルは少ないと言えるでしょう。
日本のクラウドソーシングサイトと同様、プログラミングやデザインなどさまざまな案件が掲載されています。
受注率と高単価を狙うなら、英日翻訳案件など、日本語ネイティブであることや日本に住んでいることが活かせる案件を探してみてくださいね。
ここからは、自分がどんなことが得意か?という観点からジャンルごとに仕事をご紹介していきます。
まずは、時間に縛られず在宅でマイペースに働きたいあなたにおすすめの「読み書き中心」の仕事です。
案件の規模や英語レベルがさまざまあり、初心者でも始めやすいのが翻訳の仕事。
締切のほかには時間に縛られることがないので、自分でペースをコントロールしやすいことが最大のメリットです。
主にこの3種類があります。
出版翻訳 | 書籍のための紙ベースの翻訳 |
実務翻訳 | 契約書、マニュアル、パンフレット、論文などビジネス全般 |
映像翻訳 | 海外の映像に字幕や吹替を付けるための翻訳 |
はじめて取り組むなら、小規模案件が多い実務翻訳がおすすめ!
「クラウドワークス」「ランサーズ」には、商品説明書やYouTube動画などの翻訳案件が数多く掲載されています。
英日翻訳に比べて、日英翻訳の方が単価が高く競争率は若干低い傾向です。
英語以外にも、自分でナレーションを入れられたり、動画編集のスキルがある方なら仕事の幅が拡がるのでおすすめですよ。
また、翻訳そのものではなく翻訳チェッカーの仕事もあります。
「Upwork」で「Japan proofreading」と検索すると26件のヒットがありました(2022年5月現在)。
すでに何らかの翻訳経験がある方なら、先に紹介した翻訳専門エージェントに登録してみては?
翻訳者として自分の名前がスタッフロールに載るような仕事に関われるかも!
私が実際に映像翻訳の仕事にトライした話を記事にしましたので、興味がある方は読んでみてくださいね。
資格試験や留学のために、勉強して英語を身につけてきた経験がある方には、英語学習や留学準備などに関する記事を書くライターの仕事はいかがでしょうか?
英語は海外旅行のため!という方なら、行き先ごとのディープな旅行情報や、効率よくマイルを貯めて旅行に行く方法、なども需要があります。
少し視野を広げ、英語と別のテーマをを掛け合わせてあなたにしか書けないトピックが見つかれば、競合の多いライターの中でも差別化ができそうですね。
英語のライティングに自信がある方なら、海外向けのインターネットメディアに英文記事を寄稿する仕事もあります。
普段自分が読んでいるウェブサイトのフッターやメニューの部分に「ライター募集」「寄稿募集」といった項目がないか探してみてくださいね。
前のライターと同じく、英語やその周辺の情報に興味を持つ層に向けて自分でブログを作ってしまう方法もあります。
学習用の書籍やプログラム、旅行用品などのアフィリエイト広告を組み込んだ記事を作り、アフィリエイト収入を得たり、サイトに広告が表示されることで収入が得られます。
一定数の来訪者がいないと0円~数百円程度の収入にしかならないため、最初は数か月単位でただ記事を書き続ける根気のいる作業になります。
しかし、一旦掲載した記事はそのままストックとして働き続けるので、趣味でブログを書いていたり、コツコツ継続できる方には向いているでしょう。
インターネット上で毎日見かける広告やGoogle検索の結果。
これらを人の目で確認し、適切かどうかを報告するいわゆる「中の人」の仕事です。
などの名称で募集があります。
プロジェクト毎の募集となるため、いつでも働けるわけではありませんが、「Appen」「LIONBRIDGE」といったサイトで時々求人が掲載されています。
仕事自体は時給で20アメリカドル前後とそこそこながら、仕事自体はポチっとクリックしたり、ごく短い英文で報告するだけ。
最低限の英語力と単純作業に飽きない忍耐力があればスキマ時間で効率よく稼げるでしょう。
学生の頃、時給に惹かれて訳もわからず登録しましたが、送られてきた膨大な広告ガイドラインを読み切れず断念。最初の壁だけめちゃ高い!
ひとりで仕事するよりも、誰かと一緒に働く方が好き!
そんなあなたには、自分の英語力も伸ばせて、その上稼げる「教える系」の仕事がおすすめです。
コロナ禍の今、対面よりオンラインで習い事をすることが普通になりました。
オンライン英語講師は、早朝や昼間の数時間だけなど、自分の生活スタイルに合わせた時間に働けることから、副業で始めやすく案件も獲得しやすい仕事です。
「クラウドソーシングやマッチングサイト」の項目でご紹介したとおり、レッスンは子ども向けから大人向けまで年齢も目的もさまざま。講師として空き枠を登録するタイプと、掲示板のように自分のプロフィールと授業料を公開して個別にマッチングするタイプの大きく2つがあります。
そのほか、授業をパッケージ化して、「ストアカ」や「Udemy」などで販売してみるという方法もありますね。
こちらは逆に、外国人に向けて日本語を教える仕事です。
海外在住の外国人を対象としたある調査では、「次に海外旅行したい国・地域」としてアジア圏居住者の67%、欧米豪の36%が日本と回答してともにトップとなっています。
出典:DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(第2回 新型コロナ影響度 特別調査)
旅先で少しでも現地の言葉が話せれば、旅が何倍も楽しく有意義になりますよね。
また、日本に住んでいる留学生や外国人労働者の中でも、あらためて日本語を学びたいというニーズは高いです。
日本語だけのレッスンだと意思疎通や説明が難しい場面もあるので、共通言語として英語があるとスムーズです。
また、自分が英語を学習してきた経験も活かせるのではないでしょうか。
「My先生.com」などのマッチングサイトのほか、Googleで「online Japanese lesson」などと検索すると見つかります。
電話やメールなどでお客様からの問合せに答えるコールセンター業務。
こちらも、コロナ禍でオンラインショッピングや非対面でのサービスが増えるとともに需要が伸びている分野です。
「Indeed」などの求人サイトでは、外資系企業の日本法人や日本企業の全世界向けサポートデスクなどの募集があります。
お客様や同僚が外国人ということもあるため、英語に限らず多言語に対応できる人材は重宝されるでしょう。
シフト制や時給制の案件がほとんどで、収入の予想が立てやすいことがメリットです。
Zoomなどのウェブ会議システムを使って、企業の商談やセミナーなどに参加し通訳をする仕事です。
英語は話せるけど通訳としては未経験という方でも、「ランサーズ」や「クラウドワークス」では特に制限なく応募できる案件も多いです。
どちらの場合も、実際の通訳をする前にネイティブチェックや案件の打合せが行われることがほとんどです。
クラウド化で単価が下がっている感は否めませんが、それでも他の仕事の倍ほどの時給が期待できます。
通訳が必要な場面は限られているため、安定して稼ぐには専門分野やリピーターを持つことが重要です。
英語に加えて、社会人として経験やスキルがあるよ!というあなたは、その分野の「専門家」として自分をプロデュースしてみては?
特に、クラウドソーシングでは1件の公募案件に対して数十件の提案が付くことも多くあります。
たとえば、本業が事務職なら資料作成やメールでのコミュニケーションスキル、営業職なら業界知識やマーケティングスキルなど、他の候補者と差が付くポイントを探してみてください。
「Amazon(アマゾン)」や「eBay(イーベイ)」「BUYMA(バイマ)」といった海外のショッピングサイトで商品を売買したり、その運営をサポートする仕事です。
サポートの仕事はクラウドソーシングに募集が多いです。出品用のリストを作るデータ入力や、海外のショップへ在庫確認電話をかける仕事などがあります。電話1件30円など低単価なので効率よく数をこなす工夫が必要になりそう。
英語のウェブサイトから直接情報を取れるアドバンテージを活かして、自分がビジネスオーナーとなる方法もありますね。自分が扱ってみたい商材を探すのはワクワクします!
英語での企画書作成や、海外の企業ホームページやレポートを読んで日本語にまとめるマーケットリサーチの仕事です。
「Indeed」などの求人サイトや「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトに募集があります。
企業がクライアントであり、未発表情報なども扱うだけに、全くの未経験者やどこの誰?という人には先方も依頼しづらいもの。
業界や募集職種と似た経験がある人の方が信頼してもらえるので、仕事が得やすいしょう。
最後に、「一芸あります!」というあなた向けの仕事を二つ紹介します。
私にはそんなもの無い、と思っているあなたも、ハマっている趣味や長く続けている習い事があったりしませんか?
帰国子女であったり海外経験が長かったりして、ネイティブな発音ができる方には高単価が狙えるナレーターの仕事がおすすめ!
録音機材も高価なものは不要で、顔出しNGでも声だけなのでおいしい仕事です。
海外在住でスラングや今使われている言い回しに詳しいなら、日英翻訳された文章のネイティブチェックやプルーフリーダーの仕事はいかがでしょう。
翻訳よりは単価が落ちますが、時間効率はいいはず。
クラウドソーシングや、通訳・翻訳エージェントの募集から探してみてくださいね。
日本のことや日本で流行していることを海外へ向けて英語で発信し、アフィリエイトや広告、情報そのもので稼ぐ方法です。
特に、武道・茶道・華道など日本独自の文化や、ゲーム・漫画・アニメなど海外でも人気のコンテンツに詳しい方なら楽しい仕事になると思います。
文字ベースでの自動翻訳の精度は上がってきましたが、英語しか分からない人から見れば意味不明な訳になっていることも多いです。特に動画コンテンツはまだまだブルーオーシャン!
自ら英語で発信できる人には可能性が大きい分野だと思います。
いかがでしょう?あなたにぴったりの英語を使った副業の形が見えてきたでしょうか?
ご紹介した12種類の仕事以外にも、英語というアドバンテージを活かしていろいろな切り口から考えてみると報酬アップややりがいにつながる仕事がきっとあるはず。あなたが楽しく稼げる仕事が見つかることを願っています!
この記事を書いた人
平井 カヨコ