今回は、フルタイムの会社員をしながら、週末は広告プランナーとしてばりばり働いている篠原さんにインタビューしました。
子育て真っ最中で時間が無いママさんでも、働く都合をつけやすいのが在宅広告プランナーの仕事。
同じように、本業の合間を縫って副業として始める人も増えています。篠原さんの場合は、子育てがひと段落し、この先のやりがいや定年後を考える中でアカデミーに出会いました。
裏方として広告主のビジネスを支えながら、自分自身の成長も感じているそう。仕事のやりがいや、将来に対しての心境がどう変わったかもお聞きしました。
50代からの副業 ‐ 人生経験をすべて活かせる仕事とやりがいに出会えた!
子育てが終わったら急にやることが無くなってしまって。同年代の友達とファミレスに集まっては、これから何しようかね~何となくつまんないな~。ってグチや不安を10時間も言い合っていたことも。
定年を意識する年代なので、定年後の経済的な不安もありました。
友達の中でも、やりたい事がすでにある人は、歌が好きでミュージカルのオーディションを受けて舞台に立ってみたり、アイドルが好きで日本中ツアーの追っかけをしたり。
好きなことがある人は楽しそうだな、とうらやましかったです。
私にはこれといった趣味も無く、特にやりたいこともありませんでした。
じゃあ、自分は何をやればこの先の人生ワクワクできるのかな?何かそういうものが欲しい!と感じていました。
その少し前から、これから何かをやってみたいと思って、色んなことをやり始めていたんです。
お花がすごく好きだったので、それを活かしてハンドメイド作品を作って売ってみたり、何かのために目的もなくブログを書いてみたり。50代からの自分探し、仕事探し、やりがい探しです。
ハンドメイド作品の販売では、いきなり月10万円以上も売れたので、認められたとも思えたし充実感はありました。
でも、材料費がかかっているから、売れても利益という意味では大したことないんですよね。
効率を考えると、モノを仕入れて売るより、Webとかコストが低い商品の方がいいなと。
それに、ミュージカルとかアロマとか、何かをやり始めた友達がいて、彼らのビジネスを手伝ってあげたいとも思っていました。
マーケティングやプロダクトローンチの勉強をしていたなかで、アカデミーを立ち上げようとしていた野川さんに出会い、「広告ってすごく楽しい」という彼女に共感したことから参加を決めました。
これまでに、月に数十万円の広告費から始まり商品が売れるようになったことで月数百万円まで伸びていった案件がいくつかありました。
広告主はマーケティングやプロダクトローンチの塾で一緒だった人たちで、私がそれまでやってきた広告運用の実績を認めてくれて声がかかったんです。そのこと自体も感動したし、彼らのビジネスと一緒に自分も成長した感じが味わえることは広告の醍醐味だな、すごいなと思いました。
広告を使えば、売上が何倍にもなってビジネスを成長させてあげることもできるし、それが数字で分かります。しかも、ちょっとずつの成長じゃなくて、50→100→200→400万円とビジネスが倍々で大きくなっていくんです。
それができるようになった自分も、成長したって目に見えてわかる。しかも、広告費が上がると広告運用報酬も比例して上がるから、達成感や自分も認められている実感が得られます。「やりがい見つけたー!」って感じ。
今は、平日は会社員、週末はがっつり広告運用の仕事をしていて、広告プランナーとしての収入の方が会社員としての収入より多いくらい。
忙しくなったし、経済的にも気持ち的にも何となく不安だったのが無くなりました。
会社員としての給料は生活費にして、広告の方の収入は全部自分の好きなことに使えます。
この先は、年金と広告プランナーの収入があるから充実した老後が過ごせそう。それに、人の役に立って喜ばれるのも嬉しい。
今までもお金が無いわけじゃなかったけど、先の不安があるから使うのがはばかられてたんです。
その不安が無くなったので、今年は家電をいっぱい買っちゃった!
広告の勉強を始めてからまだ4年ですが、短い期間でそれだけの変化が起こせるのが広告の力だと思います。
ハンドメイド作品の販売から始まり、もっと経済的に効率的に稼ぎたいと思って広告をやり始めたけど、結局働くことも好きなんです。
広告を始めてみて、これは違ったとか、マイナスとか嫌だなとか無いですね。広告は楽しいです。
ひとつ、不得意なことで言うと、会社員業もあるし、時間にしばられるのが嫌。
本業の都合でできないことが出てくる場面もあります。CheUPで広告運用の案件を請け負っているなかでは、他の人にカバーしてもらえるとか、自分のできるときに、できることをやれる環境が整っているのはすごくいいなと思います。
定年が不安で、その先の収入を得たくて広告の仕事を始めたけど、会社の方も責任が上がって抜けづらくなっちゃった。
両方ずっと並行してはきついと思ってるので、この先どうするか考えどころですね。
ただ、迷える選択肢が人生の中で複数あるというのは安心だなと思います。
広告って誰にでも向いてると思います。
文章を書くのが好きなら広告文を書けるし、絵を描いたりコラージュを作るのが好きなら広告のクリエイティブ※が作れる。専業主婦でも、たとえばお買い物好きなら自分が買いたくなる感覚をそのまま広告に活かすことができます。
(※クリエイティブ=広告の画像や動画などのこと)
あとは、人の役に立ちたいという人にはおすすめです。自分でこれ!ってものが無くても、何かをやってみたい気持ちがあれば、何かしらがひっかかって広告の役に立ちます。
私のように、50代で子育てが終わって手があいて、これから何やろうって人は多いでしょう。生きてきた経験そのものが広告の材料になるから、広告プランナーは誰でも楽しくできるんじゃないかな。