ネットで「副業」と検索すれば仕事一覧や、副業を推奨する記事で溢れています。でもデメリットを考えず、なんとなく副業を始めると生活に支障がでることも。
この記事では「副業はやめとけ」と言われる理由や副業選びの注意点をお伝えします。私の失敗談や挑戦してよかった点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「副業はやめとけ」と言われる理由!副業選びの注意点とは?
今の時代、副業は人気にも関わらず、なぜ「やめとけ」と言われるのでしょうか。
その理由は、
ことにあります。順番に見ていきましょう。
副業の内容によっては、本業に支障がでることも。特にスケジュール管理が苦手な人は要注意です。納期までに終わらせようと睡眠時間を削って、本業が疎かになるケースもあります。
副業を始めた結果、本業でミスが続いたり、本来のパフォーマンスが発揮できなくなったりしては本末転倒です。
「本業一本で頑張っていた方が、収入も功績もあげれたかも」となったら悲しいですよね。副業はあくまでサブのお仕事。本業に影響するなら「やめとけ」と言われても仕方ありません。
副業すれば稼げると思われがちですが、実際は思った以上に収入を得られないこともあります。選ぶ仕事次第で、最初は時給換算すると100円から300円程度にしかならないことも。
頑張っても結果に結びつかないと、辛くなり気づいたら辞めていたという人も多いです。
仕事を始めた頃はモチベーションも高く、早く結果を出そうと意気込んで、かえって日常生活に支障がでることがあります。ついつい作業に没頭して、食生活が乱れたり、夜中まで仕事をしたりして、生活リズムが崩れるなんてことも。
身体への負担が増えると、だんだんと心も弱くなります。
そこに追い討ちをかけるように、評価と収入が上がらないという現実があり、焦りが生まれます。焦って仕事をこなし続けても、かえって負のループに入っていき、心の余裕がなくなってしまうでしょう。
頑張ることは素敵ですが、自分の身体を優先してあげましょう。
私も副業を始めた頃は、無我夢中で仕事をしていました。睡眠3時間でも「いける!」と自分に言い聞かせて、知らぬ間に心も体も疲れ一時副業をストップ。今はCheUP!と出会いがあり、自分のペースで仕事に取り組めています。
頑張っている時は自分を客観視できないもの。心の余裕がなくなって生活に支障がでるような仕事の仕方はおすすめしません。
副業選びはあなたの生活を大きく左右します。ここでは、避けた方がいい副業の特徴3選を紹介。今後の仕事選びの参考にしてください。
あまりにも単価が低い副業は避けましょう。せっかく自分の時間を費やしたのに稼ぎが少ないと、やる気を失うことも。
副業選びをするなら、次の2点を明確にすることが大切です。
自分が稼ぎたい金額と作業できる時間を割り出して、そこから時給いくらなら稼げるのかを計算しましょう。その時給より安くなりそうな仕事は、引き受けるのをおすすめしません。
最近では、スキルアップのために副業を始める人もいます。始めは稼ぎがあまりよくなかったとしても、自分の労力に見合うと思える案件であれば、選択肢の一つにしてもいいですね。
人には向き不向きがあります。苦手なことを頑張り続けるのは、時に気持ちが滅入ってしまうものです。特に副業は、自分の時間を費やすので、合わない仕事をし続けるとモチベーションを維持できなくなります。
など、望む働き方はみなさん違います。チャレンジは大事ですが、合わない仕事を無理して続ける必要はあるのか、考えてみてください。
私はプログラミングの副業に挑戦して、3カ月で辞めてしまいました。正直とにかく「稼ぐこと」だけが目的でしたが、接客が大好きな私にとっては苦痛でしかなく、毎日黙々とパソコンに向かっての作業に疲れていきました。
今は、このCheUP!で広告プランナーやライターとして働いています。「チームで頑張れて、接客にも活かせて稼げる」新しい働き方を満喫中です。
詐欺まがいの副業は数多く存在します。実際「1日30分の作業で10万稼げる!」など怪しい求人を見たことはありませんか。
特に以下のような求人広告には注意しましょう。
稼げないどころか、逆に騙されてお金を要求されるケースもありますよ。
以前私は「簡単に稼げる」という言葉に思わず飛びつき、クレジットカード情報を盗まれ30万円近くの金額を不正利用されたことがあります。
幸いカードを止められたので、お金は取られずにすみましたが、甘い誘惑は禁物と身に染みました。お金を稼ぎたいという焦りから、時に冷静な判断を失うこともあるのでご注意を。
おすすめしない業種を具体的に知りたい人はこちらのサイトもご覧ください。
どうせなら後悔しない働き方をしたいもの。ここでは副業を始める時、確認してほしい3つの注意点をお伝えします。
副業は自分のライフスタイルに応じて選びましょう。先述したように副業する目的は人によって違います。
一度考えてみて、自分が納得する働き方を見つけてください。心と身体に余裕を持って働けるようにしましょう。
会社によっては、損害や損益を被るリスクを回避するために、以下の理由で副業を認めていない企業もあります。
法律では、副業禁止についての明記はありません。しかし会社とのトラブルを避けるためにも、事前に就業規則を確認して「副業OKなのか」調べておきましょう。
副業で年間20万円以上の所得があれば、期限内に確定申告をしましょう。会社員は通常、会社が所得税の申告を代行してくれます。しかし、副業による所得は自分で確定申告をして、税務署に申告する必要があります。
もし怠ると、本来納めるべき所得税の納付に加え、延滞税や無申告加算税といったペナルティが科される可能性もあるので注意しましょう。
こちらの記事を参考にしてください。
もちろん副業するにはメリットもあります。ここからは副業のメリットも確認して、あなたが副業を始めるべきか考えるきっかけにしてください。
本業だけでは「この先も収入が横ばいのままかも」と悩む人も多いのではないでしょうか。
副業を始めることで収入の柱をもう一つ増やせたら、家計も助かります。仮に月1万円増えるだけで年12万、5年で60万円のプラスです。生活費や子供の教育費、家族旅行にも使えます。
一方で先述したように、選ぶ仕事によっては時給換算すると100円程度だったなんてこともあります。
仕事選びも重要ですし、「すぐには稼げなくても、徐々に給料が増えるよう頑張ろう」という気持ちでスタートする方がいいかもしれません。
新しい人との出会いがあるのも副業の魅力です。特に本業と異なる業種を選ぶと、今までの人生で関わったことのない人と仕事ができます。
お互いの得意分野を掛け合わせて、新たなビジネスができた、なんて話も聞きます。会社以外で新しい人と接点を持てることは刺激にもなり、新しい発見があるかもしれません。
私も今の副業を通じて人脈がかなり広がりました!仕事面だけではなく、プライベートの面でも助けてもらえています。
以前は、介護しながら仕事をどう続けるか悩んでいましたが、想像以上に同じような境遇の人も多く、アドバイスをいただいています!
稼げればいいかという気持ちで始めたCheUP!の仕事が、人生を変えるきっかけになりました。
副業は新しいことに挑戦できるチャンスでもあります。普段同じような仕事を毎日こなしているのであれば、全く異なる業種の仕事にチャレンジも可能です。
人によっては本業でも使えるスキルを身に付けて、会社での立場が変わったなんてことも。副業だからこそいろんな仕事をしてみることで、新しいキャリアを考えるきっかけにもなりますね。
実際、現役Webデザイナーが副業で広告を学び、仕事の幅を広げられたケースも。
もともとは指示された通りに仕事をしていたそうですが、今では企画から提案、制作と全て一人でこなせるようになったそうです。
CheUP!で学んだ広告プランナーの仕事を接客に活かせています。全く関係のなさそうな二つの仕事ですが、相手のニーズを想定してプランニングする点はどちらも共通点があり、スキル磨きができています。
自分に合った副業を見つけるのは難しいもの。思ったより収入が低かったり、自分には向いていない仕事を嫌々やったりして続かない人も多いでしょう。
とはいえ、まず行動することをCheUP!ではおすすめしています。
ちょっと興味があることがあれば、今はいろんな学び方ができます。
YouTubeを覗いてみたり、本を読むだけでも知らない世界を少し覗けますよね。
もちろんCheUP!のメディアでも、あなたが持っている新たな可能性を見つけてほしい!という思いで、いろんな在宅ワーク・副業を紹介しています。
など、希望に合わせた働き方ができる方法、きっとありますので、ぜひ楽しく自分探しをしてみてください。
「副業はやめとけ」と言われる理由と副業選びの注意点を紹介しました。
近年の副業ブームで副業のメリットばかりが取り上げられてしまい「とりあえずやってみたけど失敗した」人も多いです。
デメリットや注意点を知ることで、自分の納得いく働き方を見つけてください。
リスクのある副業の特徴など、もっと知りたいという方はこちらの記事も参考にしてください。
この記事を書いた人
高橋奈々恵