こんにちは。今回は、過去の私のような「ちゃんとしたい病」の人へ向けた内容になります。
皆さんは、こんなこと思ったことありませんか?
以前の私も、いつもそう思いながら仕事をしていました。
でも、私は脱・完璧主義で、のびのびと仕事ができるようになりました。
自分一人で完璧な仕事をする必要はないんですということを詳しくお伝えします。
「ちゃんとしなきゃ」が口癖になってませんか?脱・完璧主義!
私は、働いているときも子供ができてからも、「ちゃんとしたい病」にかかっていたと思っています。
子供が生まれてからは、育児の本を見て離乳食や散歩時間まで細かく見て、育児本通りの育児を完璧にこなしたかったんです。
仕事でも完璧なものを提出しなきゃいけないと思って、時間をかけなくてもいい制作物にすごく時間をかけていました。
時給計算したらいったいいくらになるんだろうって思いますよね。
そういう風に今までずっと思ってたんですね
このように、ちゃんと出来てない自分が嫌になってしまうんです。
これを私は「ちゃんとしたい病」と名付けています。
自分で起業をした最初も、するべき作業がたくさんあるのに「ちゃんとしなきゃ」と思うせいで後が続かなくなってしまいました。
と思っていたら、寝る時間がなくなってしまいました。
そうすると少しずつ納期が遅れ始めます。
私は「ちゃんとしなきゃ」が呪いの言葉だと思い、少しずつ変えていきました。
それを変えたきっかけが広告でした。
FacebookやGoogleは海外から来たツールなので、ずっと完成していないベータ版なんです。
ボタンがなくなったりガラッと見た目が変わったり、変わったと思ったら戻ることもあります。
設定を覚えても昨日見たものと、今日見たものが違うので、覚えていても意味がないのが広告です。
管理画面が変わっていても、特にアナウンスもないので、広告のプラットホームを扱うには臨機応変に対応していかなければなりません。
Facebookには問い合わせの電話番号がないので、調べたり試してみないと自分の中で情報がアップデートが出来ません。
さらに、プラットフォーム(画面)は人によって見た目が変わります。
最近は減ってきましたが、私の広告アカウントの中身とA社クライアントの広告アカウントの中身のボタンの配置などが違うことがあります。
同じFacebookでも私の画面とクライアントの画面が違うんです。
Zoomで話していても、「あ、違いました。こっちを押してください!」
と操作しながら試してみるしかないんですよね。
こんなやり取りを繰り返していると、常にビジネスも同じだと思うようになりました。
完璧にノウハウを覚えたとしてもそれは変わるかもしれない、今日より明日の方がいいものができると思えるようになりました。
ビジネスにおいて成功している起業家さんは、
こう考えている人が多いです。
完璧になってから提出しよう。完璧なものを作って提供しよう。ではなく常に自分も進化していこうと考えています。
広告は毎日アップデートしていくものだと諦めて、「ちゃんとする」のは無理だと思うことにしました。
だからこそ頑張れるんですね。
完璧なものが出来て満足したとしても、いつかそれは完璧じゃではなくなります。
どんどんプラスしていくしか方法はないんです。
広告をやりながら
ということに気付きました。
出来た自分は素直に褒めて、出来なかった時の改善方法を考えることが大切です。
これを考えれば前より点数が良くなるので、自分もレベルアップしていけます。
仕事をする上で完璧主義は自分を苦しめてしまうので、2割共有・3割共有を心がけています。
完璧に出来る前の2割・3割の時にチームの人に相談すると、アドバイスや提案をしてもらえるので、そこで出たフィードバックを反映してから完成させてクライアントに提出します。
チームで話し合って方向性を定めた上で進めて、クライアントに提案するとスムーズに良いものが出来ます。
早めに相談することで、結果完成までのスピードが速くなるんですね。
これがもし、ほぼ完成した状態でチームの意見を取り入れようとすると、
という状況で、最初から作り直しになるような経験をしたことありませんか?
私も、いちから企画書作り直したこともありました。
そうなると、余計に時間がかかってしまいますよね。
どこから共有すべきかの判断は、すごく難しいと思いますが、まずは相談をすることで得られるもの、気付くこともたくさんあると思います。
信用出来るチームの人がいれば仕事が早くなるし、私は完璧主義は独りよがりだったと気付くことができました。
「常に完璧でい続けたい」という思いは、すごくいい事だと思いますが、時に自分を苦しめることになりかねません。
もし「ちゃんとしなきゃ」と思う人は、少し気持ちを軽くしてみるといいと思います。
ビジネスは長期戦なので、持久できる仕事をしていく必要があります。
そのため、無理せず息切れしないやり方は大事ですね。
この記事を書いた人
野川 ともみ