昔からある手作業での内職ですが、今でも需要があるものがあります。
パソコンやスマホを使うより、ハンドメイドやお裁縫が好きって言う人は、手作業の内職も、内職の選択肢に入れてみてもいいかもしれません。
経験なしで取り組めるものから、ちょっとしたコツが必要なものまであるので、おすすめの内職10種をお伝えします。
手作業でできる主な内職10選と向いている人・向かない人|メリットデメリット
手作業でできる内職って、実際にどんなものがあるのかご紹介します。
値札、宛名、訂正、バーコードなど多種多様のシールがあり、シールを指定の場所に貼っていくお仕事です。
中には、ピンセットを使うような細かいものもあります。
ハンカチや商品パッケージの外装、ダイレクトメールの宛名など、貼り付ける物も様々です。
子供の頃って、シール貼るの楽しかったですよね。
「ここからここまで1分でやろう!」とかタイムトライアルをやりながら、自分と格闘しながらやってる人多数!
袋に詰めたり、何かをパッキングする作業です。
シール貼りとセットになっていることも多いようです。
などがあり、慣れないうちは手間取り、時間がかかることも多いですが、出来上がったものが積み上がっていきます。
紙製品の菓子箱などの組み立てや、紙袋を折ったりする作業です。
大きさによっては場所を取ります。
他にも三角クジや祝儀袋を作ったり、飛び出す絵本のパーツ作りなどもあります。
サイズの決められた昆布を、おみくじのようなひとつ結び目を作り、指示どおり袋に詰める作業です。
食品なので、衛生管理に気を使います。
地方の企業が直に募集しているところもあるようです。
ガチャガチャのカプセルに、おもちゃとその説明書を入れる作業です。
子ども向けのおもちゃ以外にも、キーホルダーやくじ引き、アクセサリーや大人向けフィギュアなどがあります。
仕上げたカプセルを大きな箱に入れるため、ある程度の場所が必要です。
シャープペンシルやボールペンを組み立てます。
パーツごとに届くので、指定どおりに組み立て、一つの製品に仕上げます。
バインダーなどを組み立てて仕上げる作業もあります。
文字を書くことが好きな方におすすめ。
クラウドソーシングで企業やショップの依頼案件が見つかります。
筆で文字を書く筆耕、依頼者に代わって手紙や書類を書く代筆があります。
書道の経験があれば、筆ペンで招待状や賞状を書くなどの筆耕もできますね。
ミシンではできない細かい針仕事の作業です。
など、いろいろあります。
比較的、安定して仕事があります。
アパレル系だけでなく、のぼり旗のテープつけ、などもあります。
型抜きされたゴム製品のパーツをひとつひとつハサミで切り離す作業です。
プラスチック製品は成形機から出た時に「バリ」と呼ばれる不要物がついているので、ニッパーで取り除きます。
手元がよく見えるよう、照明を明るくして取り組むと良いでしょう。
簡単な作業ですが、検品ではねられないように丁寧に仕上げます。
値札つけは、値札に糸を通して端を玉結びにしたり、靴下に値札を取り付けたりします。
値札カットは、ブランド物などの値札をハサミやカッターで切る作業です。
ハサミで切れる簡単なものから、カッターが必要な複雑に絡み合っているものまであります。
私がやったことのある内職は、トリミングの仕上げに犬に付ける小さいリボンを手縫いで仕上げるというもの。
テープ布をリボンの形に縫い、ビーズなどを縫い付けて仕上げる細かい作業です。
箱単位の納品で、40個で1箱。1つ¥5なので1箱¥200です。
このように、多種多少な内容があります。
「細かい作業が苦ではない」、「パソコンの仕事は本当に嫌」と思える人は、こんな手作業のお仕事も候補にしてもいいかもしれません。
ただ、手間やかかる時間を考えると、効率よく稼ぐと言うよりは、空いた時間にお小遣いを稼ぎたいと言う人向けのお仕事です。
何も考えないで手を動かすことで無心になれたり、気分転換にもなります。
ハンドメイド好きな中学生の娘(当時)が不登校で家にいた時、リボン作りに興味を持ち、一緒に作ってお小遣いを稼いでいたこともありましたね。
ただ、同じものを作るので単調になりやすく、飽き性だと続きません。
細かい作業が多いので、手先が不器用な人は苦痛かもしれません。
扱う物が細かいため、細かい物の管理が苦手だとエネルギーを消耗します。
在宅でできるのはもちろん、資格、経験が不要で、年齢も問われません。
作業内容はすぐに覚えられるので、経験がなくても慣れるのも早いので、慣れれば作業がやりやすくなりスピードアップします。
また、同じことを繰り返すことが多いので、考えずとも身体が動くようになってきます。
すると、無心になれたり、スキマ時間に作業するのが気分転換になったりします。
少量ずつ短時間ずつ作業するなど、生活に合わせて無理なく取り組めます。
自宅に材料が届き、回収してくれる業者だとやりやすいですね。
残念ながら収入が低いのが現状です。
同じ動作を繰り返すので、長時間続けると、肩こりなど身体の一部が痛んだりすることもあります。
細かいものを扱う作業も多いので、無くさないよう管理に気を使います。
子供に破られた、犬に噛まれる可能性があると、なかなか進まないかもしれないですね。
カプセル詰めや箱の組み立てでは、できた商品を保管するスペースや、作業するスペースも必要なので、部屋に保管スペースが必要になります。
原材料を自分で取りに行き、納品しに出向くスタイルの業者もあり、交通費や時間がかかる場合もあります。
稼ぐ、という点では限界がある手作業での内職ですが、今時の内職はやっぱりパソコンやスマホを使うものがおすすめです。
納品物に部屋を占拠されることもありません。
慣れればできることも増えていくものです。
長い目で見れば、学びながらスキルアップして報酬が高いお仕事へとステップアップできます。
経験がなくても始められるパソコンを使った内職には、スキマ時間にできるポイ活やアンケートモニターがあります。
タイピングができればデータ入力ができますし、慣れてくれば、文章を書くライターなどがあります。
手作業での内職は、すぐに取り組めると言う魅力がありますが、報酬の面では限界があります。とはいえ、
会社員以外の給料をもらえると言う経験はとってもいい経験です。
手作業の内職から、少し発展していきたいなら、パソコンを使った内職に切り替えていくのも一つですね。
内職をコツコツできるのも、とっても素敵な能力なので、内職を頑張れる人は、きっとコツコツ勉強できると思います。
せっかくなら、その特技を、効率よく稼げるWEBの分野で生かしてみるのもおすすめです。
この記事を書いた人
田中 かおる