女性の働き方は変化している!今だから叶う理想の働き方とは?
あなたにとって理想の働き方、考えたことはありますか?
人によって答えは違いますが、もしあなたが今の働き方に満足しているなら、理想の働き方ができているのでしょう。
女性は、結婚・妊娠・子育て・介護などのライフイベントにより、仕事に制限がかかったり、仕事を辞めたりといった問題に直面します。
もしあなたが今自分の思い描いている働き方ができず、悩んでいるのなら、諦めないでください。
働き方が多様化している現代だからこそ、あなたの望むライフワークが見つかるかもしれません。
この記事では、女性が自分の理想の働き方を見つけるための情報をお伝えします。
理想の働き方を見つけるための参考にしてくださいね。
そもそも女性の働き方はどのような変化をしてきているのでしょうか?
女性の働き方は、就業率の上昇や私たちの意識の変化、法律の改正など、様々な観点から見ても、変化が見られています。
それでは、1つ1つ解説していきましょう。
男女共同参画局の調査によると、25~44歳の女性の就業者数は、令和2年には減少したものの平成13年以降、増加傾向にあります。
「引用元:男女共同参画白書 令和3年版 > 第1節 就業をめぐる状況 第1図 就業者数及び就業率の推移」
人口減少が課題となっている日本ですが、子育て期の働く女性は年々増加傾向です。この就業者数が増えたことの背景として、考えられるのが保育所の増設でしょう。児童を預けられる環境が整うことで、女性の選択肢が広がっています。
私の周りでは、正社員やフリーランスなど、週5日以上働く女性がほとんどです。「出産しても仕事は変わらずやりたい」と、子供を預けられる環境を探して引っ越しした友人もいます。子供がいても働ける環境があることで、今まで通り週5日働けたり、子供との時間を優先に在宅で働けたりと、ママにも選択肢があるのはいいですね。
女性は仕事より家庭を守るイメージが強かった時代もありましたが、今は違います。また女性が働くことにより、男性側にも「女性が働くこと」に対する意識にも変化が表れました。
令和元年の内閣府「男女共同参画社会に関する世論調査」によると、「子供ができても、ずっと職業を続ける方がよい」と回答する割合が、女性63.7%、男性58.0%と男女ともに6割前後まで上昇しています。
女性が職業を持つことに対する意識が、男女ともに社会全体として大きく変化したことがわかるでしょう。
「参照元:男女共同参画白書 令和3年版 > 第1節 就業をめぐる状況 第6図 女性が職業を持つことに対する意識の変化」
法律面でも、女性が働きやすい環境を作る取り組みがなされています。
日本には女性活躍推進法という法律があります。
この法律は次の3つの基本原則によって成り立っています。
つまりは、「女性が自分の個性やスキルを十分に発揮できる社会の実現を目指すことを目的とした法律」です。
そして令和4年4月には、女性が社会でより活躍できるよう法改正されました。
法改正で変化した点は、「対象企業の拡大」です。今までは主に大手企業を対象としていましたが、改正後は適用範囲が中堅・中小企業まで拡大しました。対象となる企業は、常時雇用の労働者数によって決まります。
令和4年3月まで ➡ 常時雇用の労働者数が301人以上の企業が対象
令和4年4月から ➡ 常時雇用の労働者数が101人以上の企業が対象
参考サイト「厚生労働省 都道府県労働局」
この法改正のおかげで、仕事選びの幅が広がりました!今までは仕事内容よりも待遇重視で、大企業の求人ばかりを見ていましたが、これからは企業の規模ではなく、自分の望む働き方を考えられるのは嬉しいですね。
女性の働き方が変化したとはいえ、それでもまだ女性が働く上で躊躇してしまう「女性ならではの問題」があります。
ここでは、次の2つの問題について詳しくお伝えします。
女性の働き方において、家庭における女性の負担が大きいことは大きな課題です。
法律で働く環境が整ったとしても仕事以外の負担が大きいと、結局仕事量を減らす、もしくは退職せざるを得ません。
先述したように特に女性には、次のようなライフイベントの変化によって就労状況が大きく左右されます。
もし一時的に仕事を離れ復帰できたとしても、想定外のことが起こらないとも限りません。
例えば、子育てをするママさんであれば、子どもを保育園に預けて仕事に出るでしょう。ですが、子どもが体調を崩せば、早退や欠勤をして迎えに行き、看護をする必要が出てきます。そうすると他の人に迷惑をかけてしまっていると感じ、職場に居づらくなり辞職してしまう女性もいます。
会社によっては、男性社員との待遇差があるのも課題といえます。
学歴も職歴も同じで、同じように仕事で成果をだしていても、次のような内容で男女格差がある企業はいまだに存在しています。
これは会社だけに問題があるのではなく、女性はライフイベントの変化で安定して働けない場合があるため、結果として待遇差をつけるしかないという背景があるようです。
女性は男性と比べると、どうしても働くことに制限がかかってしまうものです。一方で、最近では女性の起業家も増え、女性が社会で活躍する姿もよく見ます。
では、女性が活躍できる仕事環境とはどういった特徴があるのでしょうか。
仕事を選ぶ時の大事なポイントを見ていきましょう。
女性が活躍できる労働条件とは、どのようなものがあるのでしょうか?
労働条件で、特に女性が確認してほしい内容は5つです。
この中で、特にあなたのライフスタイルに応じた希望条件をクリアにしておきましょう。
「今がよければいい」と、目の前のことだけに目を向けず、結婚や出産、介護など先々考えられるライフイベントを想定しておけば将来的に困らずにすみます。
仕事が大好きな私の友人は、接客業一途だったのですが、突然の妊娠、そして結婚、さらには旦那さんの転勤、、、、と、ライフスタイルが大幅に代わった結果、一時期、職なし状態が続いたそうです。
「在宅ワークできる仕事を検討しておけばよかった・・」と悩んでいました。
今が大事なのはわかります。でも少しでも将来を想定して、働き方を見なおすことは、今後のあなたに役に立つと思いますよ。
女性が男性と同じように平等に仕事を任せてもらえる環境も大事です。働く上でのモチベーションにも影響してきます。
女性は出産で一時仕事を離れる可能性があるので、重要な仕事を任せてもらえないケースも。残念ながら会社によっては、リーダーのポジションに女性がいない企業もあるのが現状です。
この機会に、望むキャリアを実現するには今の「仕事環境」が適切かを見極めましょう。そのためにも勤めている会社内で、女性がどういった仕事を受け持っているか確認しておきたいですね。
理想の働き方は十人十色です。自分の目指すワークスタイルはどんなものでしょうか?
自分の考えを整理しておくことで、理想の会社選びに役に立ちます。
今回は5つのタイプをご紹介するので、参考にしてください。
「働くことが好き」「昇進してバリバリ働きたい」と思うなら、女性がリーダーとして活躍している会社を選びましょう。自分のしたいことやビジョンが明確で、仕事が生きがいだと感じる同じ女性が多い職場であれば、更に自身のモチベーションもアップします。
出産、育児を考えているのであれば、旦那さんが専業主夫になることもひとつの選択肢です。
仕事内容よりも、とにかくお金を稼ぐことが第一優先という考え方です。
仕事よりも趣味や貯金、家族のためなど、プライベートにお金を使いたいから「稼ぐ」ことが重要という考えもあります。そういう人は、専門職などの基本給が高い職業を仕事にするのもいいですね。
他にも、いろいろな方法での「稼ぎ方」が存在しますので、下記サイトもご覧ください。
色んなことに興味があり、何事もチャレンジしたいと思うなら、フリーランスという働き方もおすすめです。
最近では、メインの会社だけで仕事の比重を増やさず、複数の仕事を同じ割合で進行する複業も注目されています。現代だからこそできる働き方です。
子育てをしながら、フルタイムで働くのは心にも身体にも負荷がかかります。特に第一子の場合、初めての出産や子育てと、何かと余裕がなくなることも。そういう方には時短勤務がおすすめです。
他の従業員よりも早く帰ることに抵抗のある方は、前例があり自分が気を遣うことなく「気持ちよく」働ける環境を見つけるといいでしょう。
私は本業の傍ら、副業としてライターや広告プランナーのお仕事をさせてもらっています。私の所属するCheUP!では、他にも希望すればあらゆる仕事を任せてもらえ、パソコン1つで多くの業務を学べる環境が揃っており、まさに私にピッタリの環境に出会いました。
子育てしながら働く主婦、企業している女性など、それぞれの環境で働く女性が活躍できる場所です。
女性の働き方の変化による、自分らしいワークスタイルの見つけ方を紹介しました。
今は在宅ワークできる環境も増えて、選択肢が広がっています。
まずはあなたの理想の働き方を具体的にして、あなたに合った仕事を見つけましょう。
自分らしい働き方を探しているなら、下記サイトも合わせてご覧ください。こちらの記事では、広告プランナーやオンライン秘書として自分らしい働き方を見つけた人のインタビューが紹介されています。
参考にしてみてくださいね。
この記事を書いた人
高橋奈々恵