人とお付き合いするなかで、必須なのが、コミュニケーション能力。
コミュニケーションが上手にとれると、人とのお付き合いも楽しいですよね。
私は広告を運用していますが、広告運用をしているとコミュニケーション能力が上がると実感しています。
どうして広告運用するとコミュニケーション能力が上がるのか、その理由についてお伝えします!
広告運用がどうしてコミュニケーション能力に繋がるかというと、いくつか理由があります。
実は、広告に携わり、一番最初の気づきは、「自分の考えが正しいとは限らない」ということです。
例えば、
広告運用者の誰もが経験します。
そこで何を感じるかと言うと、「私の良いはみんなの良いとは違うんだ」ということ!
実はこれこそが、コミュニケーション能力がアップする気付き
自分の考えを
と押し付けるような言い方をしなくなり、それと同時に、人に興味を持ちます。
など、人の意見も聞きたくなり、会話が楽しくなってきます。
自分の意見を言う、I発信だけではなく、相手の考え方を尊重できるようになると、相手からも好感度が高くなります。
広告はデジタルな感じで、一方的な発信ですが、受け取る側にいるのは人です。
など、相手をイメージして、その人に寄り添うような発信でないと相手の心に響かないと思います。
広告運用はコミュニケーションが大事!
その理由は、私は「こういう考え方だから、こうである」という一方的な発信では、受け取る側には、届かないからです。
相手目線で考えることが大事です。
相手を思い、許容範囲が広がると、更に人への興味が涌き、コミュニケーション力が高くなります。
広告はいろいろな人が目にしますが、その人の世界観から外れているものはスルーされます。
例えば、「健康な食事をしたい」人に向けて広告を出す場合、相手によってどう伝えるかは異なります。
ただあなたが知っている知識を教えてあげても、相手は嬉しくありません。
相手が何を望んでいるか知ることから始めましょう。それが、広告運用の第一歩です。
広告を運用させてもらう場合、クライアントさんと一緒に、誰に発信するかを決めます。
全然知識のない人に成分の話をしても響かないですよね。
会話も同じで、相手の世界観にある言葉を使い、話をしないとコミュニケーションがとれないですよね。
これは、子供とのコミュニケーションを例にとっても同じです。
例えば、子供が「将来どんな仕事したらいいと思う?」と相談してきたとします。
もし、女の子の場合だったら、
など、それぞれ親の価値観によって返ってくる答えは様々。
だけど、子供の世界観から外れた言葉を使うと、「なんかママに相談しても、あんまり伝わらないな」ということになってしまいます。
子供の世界観を聞いて、その中の答えを探してあげる必要があります。
私たち大人は、なんとなく答えを知っていて、子供に失敗してほしくないから、その価値観で話をします。
でも、子供には子供の世界があり、私たち大人との世界観は異なる場合も多いもの。
上から目線で、私は知ってる人だから教えてあげよう!
という感じの発信は、偉そうだと、悪いイメージを持たれてしまいます。
特に初対面のときは要注意です。
いいことを伝えようと発信しているのに、伝え方を間違えて嫌われたらもったいないですよね。
相手の世界観で、話をするように心がけましょう。
子どもが2歳の時、自分がいっぱいになっているときに、「この頃が一番可愛いよね」「今の悩みなんてこんなもんじゃないわよ」と、先輩ママによく言われてました。
私のいる世界では、子育てが辛くて、毎日眠くて、子供は泣いてて何言ってるのか分からないし、今が辛いのに。
今が幸せねって言われるたびに、辛かったです。
人間関係を築き、相手の世界観に共感して話すことで、コミュニケーション能力は上がります。
今は、コミュニケーション能力を上げるための本が色々と出ています。
かんたんなところで言うと、相手と同じポーズをとる「ミラーリング」と言う手法があります。
ミラーリングをすると、共感を得ていると感じてもらいやすいと教えている心理学の先生もいます。
全部は間違っていないと思うのですが、知識がついてきて、「あの手法を使ってきてるな」と分かってしまうことがあります。
そうすると、共感する前に、あざとくて相手にしたくないという気持ちに。
私はどこかの心理学講座で教えてもらったんだろうと感じると、ちょっと冷めてしまうタイプなんですよね。
高校の頃、頭ぽんぽんってしてくる男の子がいて、「え?雑誌の見すぎでしょ!」って引いちゃったこともあります。
広告で一番大事なのは、コミュニケーションだと思ってます。
今の時代、誰かの真似したライティングでは伝わらなくなりました。
どこかで聞いたような文章だと反応が悪いのは、ユーザーも賢くなり、どれも同じとバレてしまっているから。
本質的な部分を理解し、適切に伝えるにはどうしたらいいかと試行錯誤したものは、相手からの信頼を得ることができます。
まさに、コミュニケーション能力と同じですよね。
小手先のトリガーに気をとられて、あざとい人にならないで、好きな人に誠意が伝わるコミュニケーション能力を、広告を覚えながら習得してみるのも、一石二鳥です。
この記事を書いた人
野川 ともみ