

在宅ワークや副業を検討したとき、「簿記2級の知識が活かせたら…」と考える方は多いでしょう。
簿記2級は実務の延長や、学生のときの腕試しで取得している人も多い資格です。
この記事では、せっかく取得した資格を在宅ワークで有効活用する方法をお伝えします。
簿記2級を在宅ワークや副業に活かす方法7選
その答えは、ずばり、活かせます!
簿記2級は冒頭でもお伝えしたように、実務経験のない学生でも誰でも受験することはできますが、2021年度に3回実施された日商簿記2級試験の平均合格率は、24.0%と、約4人に1人です。
それなりに勉強をして知識を習得しないと合格できない資格なのです。
つまり、簿記2級の合格は、一定の知識を有しているという証明になり、経理の実務経験がなくても採用してもらえる、「簿記2級保有者歓迎、未経験可」の求人も多い、という特長があります。
ここからは、簿記2級を活かした在宅ワークを具体的にお伝えします。
簿記2級を活かした働き方は、大きく分けると2つあって、資格取得で得た商業簿記・工業簿記・勘定科目などの知識とスキルそのものを活かすパターンと、他のスキル+簿記2級で稼ぐというパターンです。
簿記2級の知識とスキルで稼ぐ | 他のスキル+簿記2級で稼ぐ |
・記帳代行 ・経理アシスタント、確定申告の補助業務 ・オンライン講師、個別指導 | ・在宅秘書 ・専門ライター ・アフィリエイトやブログの運営 ・システム開発 |
さっそく見ていきましょう。
仕訳の知識を活かして、法人や起業家の経費精算のサポートをする仕事です。
具体的には、領収書やレシート、カードの利用明細の情報を、クラウド上の会計サービスや会計ソフトの帳簿に仕訳入力していきます。
契約先の業務量にもよりますが、毎日短時間コツコツ入力する働き方と、月の数日にひと月分をまとめて入力するという働き方があります。
経理アシスタントは、記帳代行の仕事に加え、経理まわりの業務を行います。
例えば、社内であれば経理に回ってくる伝票をチェックし、不備があれば担当者に確認をする。
社外に対しては、取引先に対して請求書を発行したり、銀行の入出金の処理をしたりします。
確定申告の補助業務は、12月ごろから3月にかけて需要のある仕事です。
記帳代行のほか、確定申告に必要な情報を申告書に入力するなど、企業や個人・会計事務所の確定申告をサポートします。
簿記2級、3級を取得したい人に向けて、簿記の知識を教える仕事です。
資格取得の専門学校に雇われるという方法のほか、個人で教えるという方法もあるでしょう。
簿記の場合、仕事で取得しなければならない、短期間で効率良く取得したいという人も多いので需要はあります。
また、「独学で勉強しているからわからないところだけピンポイントで知りたい」という人への個別指導も喜ばれますよ。
忙しい経営者や起業家の秘書として、働きます。
スケジュール管理や、外部とのやりとりが主な仕事になります。
そこに、簿記2級を持っていて経理サポートもできることをアピールすれば、他の候補者との差別化になり、採用に有利になります。
金融系の知識を有していれば、ライターとしても有利です。
金融系のウェブサイトを運営している会社や、税理士事務所などのブログ記事などは、一般的なライティング案件と比べて、単価UPが期待できるからです。
自分でウェブサイトを構築して、記事を書いて、簿記にまつわる商材を販売したり、YouTubeのチャンネルを開設して、簿記2級取得に役立つ情報を発信したりします。
さらに、広告運用のスキルもあれば、商材を販売するページに集客することもできますよ。
報酬が発生するまでの数ヶ月はコツコツ作業をする必要がありますが、自分1人で完結することができるので、マイペースで働きたい人に向いています。
実は、簿記2級は、システムエンジニアにも人気のある資格です。
その理由は、需要の多い会計系のシステム開発をする際に、簿記の知識が役立つからです。
クライアントは企業の経理担当者になるので、打ち合わせ時はもちろんのこと、要件設定にも普通に会計用語が使われます。
簿記2級の知識があることで、「話のわかる人」として、安心して仕事を任せてもらえるでしょう。
システム開発は高度な技能が求められる仕事のため、高単価が期待できます。
簿記2級を活かした在宅ワークは、かなり多くあります。
試しに、Googleの検索窓に「簿記2級 在宅ワーク」と入れて検索してみると、求人サイトの広告も複数表示されるので、募集に対して、人材が不足していると考えられます。
つまり、働く側が好条件を選んで探すことができるのです。
初めての方や短期を希望するなら、クラウドワークスやランサーズなどで、記帳代行の仕事を探してみましょう。
プロフィールや応募時のメッセージで、簿記2級を持っていることしっかりアピールしましょう。
工数に対して単価の見合わないものもあるので、数十件の伝票入力で報酬5,000円ぐらいを目安にします。
ライター業もクラウドで探すことができますよ。
ただし、報酬からクラウドシステム利用料が引かれるので、提示された報酬よりも実際の収入は少なくなります。
パートやアルバイトを探せる求人サイトで条件を設定して探したり、希望に合わせて仕事を探してくれる人材会社に登録したりするのがおすすめです。
その他、経理業務を代行する会社にスタッフとして登録をするという方法もあります。
また、在宅秘書、ライター、システム開発も、専業の会社が業務を受託してくれる人を募集していたり、専門の派遣会社に登録したりするなどして、仕事を探せます。
「実はまだ簿記2級を持っていない」、「そんなに求人があるなら、簿記2級をとってから仕事を探したい」という方のために、簿記2級を取得する方法をご紹介します。
一般的に、独学では250時間前後が必要とされています。
という方に向いている方法です。
書店で自分の好みの簿記2級のテキストと問題集を購入し、テキストで学習してから、演習問題や過去問を解きます。
理解しにくい場所はインターネットの記事や、YouTube等の動画で補完し、試験の直前には過去問で試験対策をしましょう。
私は、会社を退職してから出産までの期間に、独学で取得しました。
簿記の知識が全くなかったので、3級のテキストと問題集を終えてから、2級のテキストにとりかかりましたが、この方法は時間の無駄でした。
3級の知識は、2級のテキストでもカバーされているので、最初から2級のテキストと問題集で学習するのがおすすめです。
現在は個人事業主として、ライター業をしているので、自分の売上管理や確定申告、金融系のライティングに知識を活かしています。
「好きな時間に効率良く学んで取得したい」という方に向いています。
費用は4万円ぐらいで、テキストと動画講座、試験問題などが提供されます。
わからないことを質問したり、確認テスト等で間違えた部分を苦手な部分として指摘したりするなど、独学にはないサポートが魅力です。
専門学校の講座に申し込んで、テキストと講義で学びます。
費用は10万円程度で、試験日をターゲットにクラスが編成されるので、同じ目的で学習をする仲間とも出会えます。
対面でのサポートが受けられるという天に加え、講義に合わせて勉強の進捗管理ができるという点も、魅力です。
いかがでしたでしょうか?簿記2級の資格を持っていれば、在宅ワークの選択肢も広がりますし報酬アップにもつながりますよ。
また、在宅ワークや副業で稼げるようになってきたら、個人事業主として開業して確定申告も必要となります。
そのときにも、簿記2級の知識は役立つこと間違いありません。
仕事をしたいとお考えの方は、単発の案件からでも始めてみましょう!
この記事を書いた人
鈴木恵理