今回は、広告のプラットフォームの好き嫌いについて解説していきます。
広告に携わるためには、出稿するプラットフォームから好かれることが一番大切です。
プラットフォームに嫌われたら、その場所に広告出せないので、ルールに従うことが大事です。
長く広告とお付き合いしていくためにも、心がけたい考え方をお伝えしたいと思います。
広告はお金の話が嫌いです^^絶対!稼げる!は審査に通りません!
今、SNSを見ているとたくさんの広告が出てきますよね。皆様も、目にすることが多いのではないでしょうか?
ゲーム、アプリ、お料理サイト、漫画、動画の間など、いろんなところに出現する広告なのですが、実は、広告のアカウントはお金の話が嫌いです。
例えば
こういった表現が、広告は大っ嫌いなんです。
なので、「お金が稼げました」とか「みんな稼いでます」という話を広告文の中に入れるのはやめましょう。
三角形のピラミッドで上に行くほど偉くなります。
1番偉いのはSNSを見ているユーザーで、その下にプラットホームがいます。
プラットフォームは、ユーザーのわくわくや楽しいものを共有したり拡散していきたいと考えています。
(プラットフォームとは、Instagram、Facebook、Twitter、YOUTUBE、Google、Yahoo!などそれぞれの広告媒体のことを指しています。)
誰もが見て「気持ちいい」と思うものを提供するのがプラットフォーム側の理念であり目的です。
ユーザーが心地良く感じればその場にとどまってくれて、もっと広告を見てくれます。
広告主は、プラットフォームに場所を借りて、プラットホームのルールのもとで広告を出す必要があります。
ルールを守って、プラットフォームに嫌われることはしないようにしましょう。
「プラットフォームの理念に合わないような広告は出しません」と、各プラットホームは宣言しています。
私たち広告を出す側は、この決まりを守る必要があります。
Facebook・Google・Yahoo!などの多くのプラットフォームから「お金を絶対に稼げる」みたいな言い方はしないでねと言われています。
などの書き方は、絶対審査に通らないので、出せないと思っておいた方がいいです。
お金を出すのは広告主で、広告主はプラットフォーム側にお金を渡しています。
お金を払ってる広告主のほうが偉いと思うかもしれないですが、実は多くのプラットフォームは逆なんです。
プラットホームの方が偉いんですね。
プラットフォーム側が言うルールに則ったら「話し聞いてあげてもいいよ」というスタンスです。
なので、なんとか審査が通るようにごまかして無理やり通したりするとプラットフォーム側に嫌われてしまいます。
広告を出す私たちにはこういった心がけが必要になってきます。
何度もお伝えしている、この「プラットフォームの方が偉い」という事実は、ライターさんや文章能力が高い方こそジレンマに苦しむことになります。
商品を売るため、興味を持ってもらうためのライティングを学び尽くしたライターさんは、さまざまな心理トリガーやフックを使った文章を書きたくなります。
例えば
このように、最上級表示を使ったり、あたかも全員が出来るかのような書き方をしてしまうことがあります。
手法としては反応が良くなるかもしれませんが、プラットフォーム側は大袈裟な表現は詐欺のように思ってしまいます。
無理やり審査を通していると「あなたは一生広告が出せなくなりました」という通知が来ることもあります。
プラットフォームの方が偉いので私たちは、プラットフォーム側の要望に応えるしかないんです。
それが嫌だったら「うち、使わなくていいですよ」と言われちゃうのでルールに基づいて広告を出していく必要があります。
うちの両親も自営業でお店をやっていたのですが、「お客様は神様です」という考えでした。
お客様に「今から来て」と言われたら何時でも飛んで行ってたり、休日でもお客様の希望であればお店を開けるということもありました。
それが昭和の時代は、普通だったかもしれませんが、今の時代は横柄な態度で「お金払ってるんだからやってよ」という会社はほとんどなくなりました。
もしそういう人がいたら、従業員も取引先もクライアントも周りの人が離れていってしまうのではないでしょうか。
お金を払ってるクライアントが偉いとかではなく、自分がクライアント側になる時も同じように考えて仕事をしたいですね。
例えば、webデザインの仕事やHP作成を頼みたいという時に、偉そうな態度を取ったら、相手は「あなたと仕事したくありません」と断ってくる時代です。
お仕事はお互いに価値を提供するので、上下関係ではないんですよね
ちょっと前まではクライアントがえらくて、従業員や外注は「分かりました、何でもやります」とか、「あなたの仰せのままに」みたいな社会だったような気がします。
でも今は、対等な立場でお互いが支え合うような関係の仕事をしている方々が多いです。
私自身も「この人と仕事をしたい」と思える相手と仕事をする方が気合が入ります。
偉そうに自分の権利を主張するという働き方は通用しなくなっているので、そこを踏まえて
広告でも、こういったいう視点でやっていくと、AIがガンガン動いてくれてすごく数値が良くなります。
自分のスタッフさんが自主的に働いてくれたり、取引先や業者がいい提案をしてくれたり、どんどんいい流れになります。
広告を出す時やライティングをする時、きっと皆さんは自分の商品や、クライアントさんなど、応援したい人がいると思います。
あなたの応援したいという思いを大事にしつつ、プラットフォーム側からも応援してもらえるように、表現の仕方を工夫していきましょうね。
言い方や書き方が分からないという方のために、うちの広告代理店ではコンサルティングのサービスなどもしています。
「AIやプラットフォームに好かれる広告ってどんなのだろう?」という方はぜひ、ご相談いただければと思います。
今回は、広告についてお話しました。
まだ、今もたまに見かける
という表現は、広告のプラットフォームは大嫌いなんです。
なぜなら、プラットフォームは
という考え方だからです。
プラットフォームに嫌われてしまうと、広告が出せなくなったり制限されてしまいますので、表現方法には注意が必要です。
誰かを応援したい!という気持ちを大切に、プラットフォーム側からも「あなたのビジネスを応援したいからたくさん出すわね」と応援してもらえる広告を出すことを心がけていきましょう。
この記事を書いた人
野川 ともみ